日本テレビ系で放送された「24時間テレビ36 愛は地球を救う」で、お笑いトリオ「森三中」の大島美幸さんが25日、チャリティーマラソンを完走し、日本武道館(東京都千代田区)に到着。大島さんは、番組放送時間内にはたどり着けなかったが、森三中のメンバーに出迎えられて会場に入り、午後9時20分にゴールテープを切った。
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ゴールした大島さんは「遅れてしまってすいませんでした。待ってていただいて、ありがとうございます」と語った。嵐の松本潤さんは「感動しました。俺らでタピオカミルクティー飲もう」と出迎え、女子サッカーの澤穂希選手は「かっこよかったです。あきらめない心教わりました」との言葉を贈った。大島さんは「2度ほど泣いた」「ここまで走らせてくださってありがとうございました」とコーチらマラソンチームに感謝した。
大島さんは、同チャリティーマラソンの女性ランナーとしては最も重い、体重88キロからの挑戦で、5月のオファー時から15キロ減の73キロを目標体重に設定してトレーニングを開始。6月のイベント時には7キロ減、7月には12キロ減と順調に体重を減らし、オファー時の88.4キロから16.7キロのダイエットに成功し、71.7キロでマラソンに臨んでいた。
大島さんの練習総走行距離は88キロ。マラソンは24日の午後7時過ぎからスタートした。25日午後9時20分現在の寄付金総額は4億3605万4731円と発表された。同番組のチャリティーマラソンは92年から行われており、09年はイモトアヤコさん、10年はタレントのはるな愛さんがランナーを務め、11年は番組史上最高齢のランナーとなったフリーアナウンサーの徳光和夫さんが挑戦。昨年は、プロレスラーの佐々木健介さんとタレントの北斗晶さんら一家4人が、史上初のリレー形式でランナーとなった。
今年で36回目となる同番組は、開局60年を迎えた同局が「新しいステージの第1回」に位置付けている。「ニッポンって…?~この国のかたち~」をテーマに、メーンパーソナリティーを2年連続で人気グループ「嵐」が務め、フリーアナウンサーの羽鳥慎一さん、同局の桝太一アナウンサーが総合司会を務めた。また、女優の上戸彩さんもチャリティーパーソナリティーとして出演した。(毎日新聞デジタル)
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