倖田來未:3年ぶりアリーナツアーWOWOWで8日放送

約3年ぶりのアリーナツアー「KODA KUMI LIVE TOUR 2013~JAPONESQUE~」の最終公演を横浜アリーナで行った倖田來未さん
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約3年ぶりのアリーナツアー「KODA KUMI LIVE TOUR 2013~JAPONESQUE~」の最終公演を横浜アリーナで行った倖田來未さん

 歌手の倖田來未さんが横浜アリーナ(横浜市港北区)で行った全国ツアー「KODA KUMI LIVE TOUR 2013 ~JAPONESQUE~」最終公演の模様が8日、WOWOWで放送される。ツアータイトルにもなったアルバム「JAPONESQUE」(2012年1月発売)やカバーアルバム「Color the Cover」(13年2月発売)からの楽曲を中心に、セクシーな衣装や多彩な演出を取り入れたエンターテインメント性あふれるステージが見られる。

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 ツアーは倖田さんが産休明けの3~6月に行った約3年ぶりのアリーナツアーで、最終公演は6月30日に行われた。「JAPONESQUE」収録の「So Nice」で始まったライブは、花魁(おいらん)風の衣装をまとった倖田さんが、ダンサーを引き連れステージ上を動き回り、「D.D.D.」「情熱」を歌い上げると、セクシーなチャイナドレスに衣装チェンジ。倖田さんがステージへと上げられた4人のファンに絡みつくように「KO-SO-KO-SO」を歌うと、客席から歓声が起こった。

 第2幕は、「V.I.P」「ESCALATE」などダンサブルな楽曲が中心。「ピンク スパイダー」では、鳥かごに閉じ込められた倖田さんが消えるというイリュージョンも登場した。「Alone」で幕を開けた第3幕では、「恋しくて」を歌い上げたあと、パーカッションとギター、コーラスのみの編成で、倖田さんが“大切な人”のために書いたという「darling」を披露。「Brave」では、“誰よりもあなたの大切な人になりたかったんだ”との一節を“みんなの大切な人になりたかった”と替えて歌い、涙を流す一幕もあった。

 第4幕はロック調の「Boom Boom Boys」でスタート。「Bling Bling Bling」「No Man’s Land」の2曲でドラムの腕前を見せた倖田さんは、「Outside Fishbowl」「FREAKY」「Selfish」「Love Me Back」をメドレー形式で披露。レーザーによる演出を取り入れた「BE MY BABY」、倖田さんやダンサー、観客が一緒になってタオルを振り、会場が一体となった「Poppin love cocktail feat. TEEDA」によって本編は終了した。

 アンコールで倖田さんは、ツアーグッズのTシャツにショートパンツというカジュアルな姿で登場。ゴンドラに乗って会場を一周しながら「Lady Go!」「キューティーハニー」「ラブリー」を歌うと、「私はいいファンの方に囲まれて本当に恵まれた環境で歌わせていただいているなと思っております」と、ファンへの感謝の気持ちを語った。さらに倖田さんは、結婚、妊娠、育児についてや、“引退”を考えたことまで正直に告白。「(引退するか、続けるか)人生の選択に迫られていた時に、家でレコーディングした曲です。今日来てくれているみんなだけのために聴いてもらいたいと思って作りました」と「All for you」を熱唱した。

 番組「倖田來未 LIVE TOUR 2013 ~JAPONESQUE~」は、8日午後9時からWOWOWライブで放送される。(毎日新聞デジタル)

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