注目ドラマ紹介:「海の上の診療所」 松田翔太新境地の月9

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 俳優の松田翔太さんが主演を務める月9ドラマ「海の上の診療所」(フジテレビ系)が14日、スタートする。実在する瀬戸内海の巡回診療船「済生丸」をモチーフに、船上で共同生活をしながら離島を巡る医師や看護師の姿を描くヒューマンラブストーリー。松田さんは女性にほれっぽい三枚目医師役で“月9”初主演を務める。

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 松田さん演じる若手医師・瀬崎航太は、優秀な医師でありながら女性にほれっぽい性格。訪れた島でマドンナに恋をし、マドンナの抱えている医療問題を解決するために奔走するが、さまざまな人々を巻き込んだドタバタ劇の果てにフラれてしまうという役どころ。「男はつらいよ」シリーズのように1話につき、1人のマドンナが登場する。

 また航太のパートナーとなる看護師・戸神眞子役で武井咲さんが出演。眞子は筋が通っていないことが大嫌いな看護師で、広島一帯をまとめた“レディース上がり”という都市伝説があるという設定。武井さんは“月9”初ヒロインとなる。そのほか、航太が乗り込む病院船に乗船する内科医・内村葵役を藤原紀香さん、眞子にひそかに思いを寄せる看護師・三崎昇役を福士蒼汰さん、病院船の船長・海藤剛を寺島進さん、航海士・山中カルロス洋平役をお笑いコンビ「デニス」の植野行雄さんが演じる。

 第1話は、瀬戸内海を巡る病院船「海診丸」に乗り込んだ航太(松田さん)はスタッフとともに千登勢島を訪れ、島民たちを診察していた。その日の午後、航太は墓石の前で涙を流していた美しい女性・村上美月(加藤あいさん)に出会い、心を奪われる。美月はこの島で造船業を営む道則(片岡鶴太郎さん)の娘で、廃業して家を売ろうとしている道則と、亡き母の思い出が残る家を守りたいという理由で衝突していた。そのことを知った航太は、美月と結婚して道則の後を継ごうと決意する……というストーリー。

 主題歌はシンガー・ソングライターの家入レオさんが歌う「太陽の女神」。エンディングにはお笑い芸人・鉄拳さんのパラパラマンガが採用され、航太と眞子の少年少女時代から現在までのエピソードが描かれる。ドラマは14日から毎週月曜午後9時放送。初回は15分拡大版。(毎日新聞デジタル)

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