脚本家で演出家の三谷幸喜さんが24日、東京・六本木で開催中の「第26回東京国際映画祭(TIFF)」でクロージング上映される自身の最新映画「清須会議」(11月9日公開)の舞台あいさつに登場。英語でのスピーチを控えていた三谷監督は終始緊張の面持ちで大汗をかきながらも、「水戸黄門」や「忠臣蔵」などの名セリフを交えて懸命にスピーチを繰り広げ、「ノーちょんまげ! ノーライフ!」と締めて会場を盛り上げた。
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舞台あいさつには、主演の役所広司さんや大泉洋さん、佐藤浩市さん、小日向文世さん、鈴木京香さんと豪華キャストも和装で登場。日本映画が同映画祭でクロージング上映されるのは7年ぶりとあって、大泉さんらが「大変光栄です。本当に幸せ」などとコメントする中、三谷監督は司会のフジテレビ・三田友梨佳アナウンサーからの質問に「この後の英語のスピーチで頭がいっぱい。何も答えられません」「刻々とスピーチの時間が近づいてきています。何も耳に入ってこない……」と汗をぬぐい、小声でスピーチの練習を繰り返した。
いざ迎えた英語スピーチで三谷監督は「Can you not see this pill case?(この印ろうが目に入らぬか!)」などと他作品の名セリフを交えながら懸命に会場を盛り上げたが、途中で内容を忘れて「頭真っ白になっちゃった」と佐藤さんが手にするスピーチ原稿を見直す一幕も。大泉さんには「何で英語でしゃべったのか。スピーチのことでいっぱいいっぱいになって他にしゃべってないですし、今のあいさつも他の作品のことばかりで……」と苦笑いされていた。
映画は三谷さんが17年ぶりに書き下ろした時代小説を自ら脚本と監督を担当して映画化。天正10(1582)年、本能寺の変で倒れた織田信長と長男・信忠の亡き後の織田氏の跡取り問題と領地再配分を巡り、尾張国、清須城(現・愛知県清須市)で行われた「清須会議」を舞台に、柴田勝家や羽柴秀吉らそれぞれの思惑をコミカルに描く。(毎日新聞デジタル)
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