人気アニメ「ドキドキ！プリキュア」（ABC・テレビ朝日系）の劇場版「映画ドキドキ！プリキュア マナ結婚！！？未来につなぐ希望のドレス」の初日舞台あいさつが26日、東京都内で行われ、キュアハート役の生天目仁美さんら声優陣や着ぐるみのキャラクターたちが登場。生天目さんは、「前の映画は（3月公開の）NewStage2で、そこで『ドキドキ！プリキュア』のチームは新人だったんですけど、約10カ月（主人公の）マナたちと過ごしてきて……」と感極まって言葉に詰まると、共演者もびっくりした様子。思わず目に涙を浮かべながらも「泣かないよ」と話した生天目さんは「感慨深く、10年目という節目の年で、たくさんのイベントにも参加させていただいて、本当に幸せです！」とプリキュア愛を語った。

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　プリキュアシリーズは、普通の女の子が妖精たちの力を借りて伝説の戦士・プリキュアに変身し、さまざまな困難に立ち向かう姿を描くアクションファンタジーアニメ。2004年から放送されており、現在は第10弾「ドキドキ！プリキュア」が放送中。劇場版最新作は、謎の男・マシューによって過去の世界に飛ばされた主人公・マナが、未来と思い出を守るために奮闘する姿が描かれている。マシューの声を俳優の谷原章介さんが担当。「第26回東京国際映画祭（TIFF）」の特別招待作品として出品されている。

　初日舞台あいさつには、キュアダイヤモンド役の寿美菜子さん、キュアロゼッタ役の渕上舞さん、キュアソード役の宮本佳那子さん、キュアエース役の釘宮理恵さんも登場。寿さんは、「待ちに待ったという感じ」と初日を迎えうれしそうな様子。宮本さんは、「あっという間にここまで来た。胸のキュンキュンが止まりません」と笑顔で「プリキュアは永遠不滅！」と宣言した。

　この日は、作品にちなんで、プリキュアがあしらわれた特製3段のウエディングケーキが用意され、生天目さんらによってシャンパン形クラッカーの発射も行われた。（毎日新聞デジタル）