ハウス加賀谷:6月に「円満離婚」していた 2年の結婚生活にピリオド

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 1999年に統合失調症の悪化を理由に活動を休止し、2009年にコンビ復活を果たした「松本ハウス」のハウス加賀谷さん(39)が、6月上旬に離婚していたことが29日、明らかになった。同日東京都内で開催した著書「統合失調症がやってきた」(イースト・プレス)のイベントで、加賀谷さん自身が明らかにした。11年に30代の一般女性と結婚したという加賀谷さんは、「これ初めて言うんですけど、離婚しちゃいまして……」と突然離婚を告白。元妻とは現在も連絡を取り合う仲だといい、「円満離婚」だと話した。子供はいないという。

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 元妻について、「結婚する前に2年間初めて同棲(どうせい)し結婚に至った」と明かした加賀谷さんは、離婚の原因について「僕がまずいんだと思う。エキセントリックなところを隠していたんですよね」と冗談を交えながら報告。新しい恋愛については、「前向きです」としたが、「意欲的なんですけど、功を奏さないのも現実でして……」と近況を話し、「タイプは健康な人」とした。この日同席した相方の松本キックさんは、「統合失調症や精神疾患を持っている方、当事者の方と接しているソーシャルワーカーさんには、離婚はみんな通る道だねと言われます」と話し、「どちらが悪いというわけじゃない。元奥さんのご両親とも仲良くしていた」と明かした。

 事務所関係者によると、加賀谷さんは月に1回通院しているといい、「薬を飲み続けていれば普通の生活ができる」という。現在は、「松本ハウス」として自社ライブのMCを務めたり、NHKの障害者情報バラエティー番組「バリバラ」に出演するなど活動している。10年の歳月をかけコンビを復活させたことについて、加賀谷さんは「ありがたい。ラッキーボーイだと思った! 松本ハウスとしてできてうれしい」と笑顔。松本さんも、「よくここまで回復してくれたなと思う。粘り強く来たからここまで来られた。あきらめなかったからここまで来れた」としみじみと話していた。この日のイベントは、同書発行部数が3万部を突破したことを記念して行われ、トークショーには評論家の荻上チキさんも登場した。(毎日新聞デジタル)

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