テレビ試写室:「キルラキル」 ついに四天王と激突 ターニングポイントになるか!?

「キルラキル」のメーンビジュアル(C)TRIGGER・中島かずき/キルラキル製作委員会
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「キルラキル」のメーンビジュアル(C)TRIGGER・中島かずき/キルラキル製作委員会

 ドラマからドキュメンタリー、バラエティー、アニメまでさまざまなジャンルのテレビ番組を、放送前に確認した記者がレビューをつづる「テレビ試写室」。今回は7日深夜から順次放送されるアニメ「キルラキル」(MBS、TBSほか)第6話だ。

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 「キルラキル」は、父の死の謎を追って、本能字学園に転校してきた纒流子(まとい・りゅうこ)と、武力と恐怖で学園を支配する生徒会長・鬼龍院皐月(きりゅういん・さつき)の戦いを描いたバトルアクション。皐月は、着用した人に特殊な能力を授ける「極制服」を生徒に与えることによって、学園を掌握しているが、流子は「鮮血(せんけつ)」と呼ぶしゃべるセーラー服「神衣(かむい)」を身に着けて、“人衣一体”となり、彼らに立ち向かう。昭和の熱血マンガを思わせる過剰な演出や破天荒なストーリー展開が魅力だ。

 流子は、これまでボクシング部やテニス部の部長らと戦いを繰り広げてきたが、第6話では、ついに生徒会四天王の一人で運動部統括委員長の猿投山渦(さなげやま・うず)という強敵と激突する。見どころは、激しいバトルシーン。猿投山は流子と戦うために変身するだけでなく、大胆な行動に出る。勝利への執念に燃える2人の力と力のぶつかり合いは迫力満点だ。

 皐月を除くこれまでの敵よりも圧倒的な強さを誇る猿投山に、流子は勝てるのか? 勝たなければ話は進まないのかもしれないが、予測不能な展開が同アニメの魅力。結末は衝撃的で、どうやら第6話は物語のターニングポイントになりそうだ。

 バトルシーン以外にも、天然系少女のマコら満艦飾(まんかんしょく)家の面々による“お約束”のギャグシーンのほか、皐月や猿投山の過去も描かれているのもファンにはたまらないだろう。「キルラキル」第6話はMBSで7日深夜2時5分、TBSで8日深夜2時25分に放送。(毎日新聞デジタル)

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