市川海老蔵:愛娘お披露目へ 「団十郎です」とものまねも

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 歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが25日、東京都内で行われた舞台「古典への誘い」の製作発表会見に登場し、熊本県山鹿市の八千代座で行う公演で娘の麗禾(れいか)ちゃんをお披露目すると発表。「(最近は)『団十郎です、海老蔵です』と(ものまねをして)言っている。足を出して見えを切ったり、自分なりの“にらみ”が、ご自身なりにはできていらっしゃる」と娘の成長に目を細めていた。

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 海老蔵さんは「娘が歌舞伎に興味を持っている。2歳だけれども、出たいんだと。女の子だけれど若いうちは出られるので、思い切って」と笑顔で語り、「母親の体内にいるときから稽古(けいこ)は始まっている。生まれる前から歌舞伎を聞いているから、何となく(歌舞伎を)分かっている部分がある」と語った。

 さらに「熊本まで連れて行くのが大変。詳しくは決まっていません。機嫌がよければ」とし、娘を出演させる“作戦”として熊本県のPRキャラクター「くまモン」に出演依頼をしていることを明かした。「くまモンが出てくれれば、うちの娘も出ると思う。せがれの勧玄(かんげん)も連れて行こうと思っている。彼がどう見るのかも観察したい」と話した。会見には、海老蔵さんのほか、能楽師の亀井忠雄さん、観世喜正さんも出席した。

 「古典への誘い」は、初心者に伝統芸能をより分かりやすく楽しんでもらおうと海老蔵さんが企画し、2012年、13年に上演した。3回目となる14年の公演は、全国7都市で12年の演目の半能「石橋(しゃっきょう)と歌舞伎舞踊「連獅子」を再演し、熊本公演のみ、麗禾ちゃんが出演する予定の「芝居前三升麗賑」と「連獅子」を上演する。(毎日新聞デジタル)

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