話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は「はじめの一歩　Rising」です。宍戸淳監督に作品の魅力を語ってもらいました。

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−−作品の概要と魅力は？

　いじめられっ子だった主人公がボクシングと出会い、仲間との出会いを通じて本当の強さとはなんなのかを求め、成長していく物語です。ただ、淡々としたボクシングアニメではなく、それぞれ個性的なキャラに人間ドラマがあり、ギャグもあり、いろいろな意味で濃密な内容となっているところが魅力的だと思います。

　−−シリーズ3度目となる今回のアニメ化で心がけたことは？

　3期では試合が多いので試合中の空気感、テンポもそうですが、より迫力あるものにしていきたい。見ていただいている方を飽きさせないよう心がけています。もちろん、ギャグも中途半端にやると原作の面白さを損なうことになるので手を抜いたりはしません（笑い）。

　−−作品を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったことは？

　毎日が大変です（笑い）。うれしいことは、現場のスタッフが韓国にいることが多いのですがそんな遠くの距離にあるスタッフでも一つのフィルムのために、こちらと同じくらい一生懸命にやってくれるのでよいフィルムができ上がるとうれしくなります。

　−−今後の見どころを教えてください。

　今、現在放映されている一歩VS沢村の決着の行方や今はまだ言えませんがいろいろなサプライズがあります（笑い）。

　−−ファンへ一言お願いします。

　より多くの方たちに「一歩」を見ていただけるようスタッフ一同文字通り頑張っております。今後も「はじめの一歩　Rising」をよろしくお願いいたします。

監督　宍戸淳