パトレイバー:実写版イングラムの内部が公開 おなじみのシーンを再現

「THE NEXT GENERATION パトレイバー/第1章」の場面写真(C)2014 「THE NEXT GENERATION-PATLABOR-」製作委員会
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「THE NEXT GENERATION パトレイバー/第1章」の場面写真(C)2014 「THE NEXT GENERATION-PATLABOR-」製作委員会

 「機動警察パトレイバー」シリーズの実写化プロジェクト「THE NEXT GENERATION パトレイバー」の場面写真が20日、公開された。真野恵里菜さんが演じる泉野明が98式イングラムに乗る姿やコックピットの内部、レイバー用OS「L.O.S.」の起動画面、イングラムのデッキアップといったアニメやマンガでおなじみのシーンが再現されている。

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 さらに、イングラムがリボルバーカノン(銃)を構え、筧利夫さんが演じる後藤田隊長が耳栓をするシーンや第2小隊の日常風景、アニメで声優を務めていた千葉繁さんが演じるシバシゲオの写真なども公開された。

 「機動警察パトレイバー」は、歩行式の作業機械「レイバー」が実用化された近未来を舞台に、レイバー犯罪に立ち向かう警視庁の特科車両2課中隊(特車2課)の活躍や泉野明ら隊員の日常を描いたSF作品。1988~94年にマンガ誌「週刊少年サンデー」(小学館)でゆうきまさみさんのマンガが連載され、89~90年にはテレビアニメも放送された。

 新作の舞台となるのは、2013年の東京で、登場人物は特車2課の“三代目”という設定。長期的不況で手間とお金のかかるレイバーはお払い箱となっており、特車2課の第1小隊は解散、第2小隊はレイバー運用経験の継続としてかろうじて存在している状態で、98式イングラムだけは“栄光の初代”、“無個性の二代目”、“無能の三代目”に引き継がれていった……という展開。押井守さんが全7章のシリーズと長編作品の総監督、脚本を手がけ、福士誠治さんや太田莉菜さんらも出演する。

 14年4月5日から全7章のシリーズがイベント上映されるほか、長編が15年のゴールデンウイークに劇場公開される予定。今回、第1章の場面写真が公開された。

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