シンガー・ソングライターの光永亮太さんが25日、WOWOWで放送された米プロバスケットボール「NBA」のメンフィス・グリズリーズVSヒューストン・ロケッツ戦の放送にゲストとして出演した。同局のNBA番組初出演で、「めちゃくちゃ楽しかった」と大満足の様子の光永さんに、NBAとの出会いや魅力、また今後の音楽活動などについて聞いた。
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光永さんとNBAとの出会いは幼少期までさかのぼる。4~10歳までアメリカのシカゴで過ごしていたという光永さんは「僕がアメリカに渡った1985年ごろといえば、マイケル・ジョーダン選手のルーキーイヤーで、兄と一緒に毎日のように放送を見てとりこになりました」とNBAファンになったきっかけを明かし、「僕にとってNBAはものすごく近い存在。ジョーダン選手は大ヒーローで、憧れの存在でしたね」と振り返った。
歌手デビュー後はNBAから離れていた時期もあったというが、今回の番組出演で「またバスケ熱に火が付いてしまった」と笑顔。NBAの魅力について「一進一退の攻防や、大男たちの格闘技みたいな迫力があるところ」と語った。今でもお気に入りのチームはシカゴ・ブルズだといい、「今シーズンは(マイアミ・)ヒート、(インディアナ・)ペイサーズ、安定感がある(サンアントニオ・)スパーズ、(ロサンゼルス・)クリッパーズあたりが“堅い”と思うけど、個人的にはブルズ。今(中心選手である)デリック・ローズ選手もけがでいないけど、なんとか踏みとどまって、まずはプレーオフを目指してほしい」と期待を寄せた。
2月にはNBAのオールスター戦が開催される。毎年、シーズン中盤に行われ、ファン投票によって選ばれた先発メンバーと各チームのヘッドコーチが選出した控え選手たちによる東西のドリームチームが対戦する祭典だ。見どころについて聞くと、「一流選手たちが集まるとどんな“ケミストリー”が起こるのか。あと真剣勝負でありながら、オールスターならではの“遊び”の要素もあるので、そういうところも楽しみ」と語った。
昨年デビュー10周年を迎えた光永さん。今年チャレンジしたいことについて、「昨年12月に兄(泰一朗さん)と初めて兄弟ユニット『夢のつづき』を組みまして、これが結構面白いので、今年はソロ活動とそのユニットを楽しみながらやりたいですね」と抱負を語り、さらに、「今までは音楽一本でやってきたけど、今後は柔軟性をもって、自分ができるものは前向きにやっていきたい」と音楽以外の活動にも意欲を見せた。
WOWOWでは、NBAを毎週5試合生中継。また、2月16日午後11時からオールスター前夜祭、同17日午前9時半からオールスター戦の模様も放送する。
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