映画興行成績:山田洋次監督最新作が3位スタート 「永遠の0」は“V6”達成

「小さいおうち」の一場面 (C)2014「小さいおうち」製作委員会
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「小さいおうち」の一場面 (C)2014「小さいおうち」製作委員会

 27日に発表された25、26日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、山田洋次監督の82作目の最新映画「小さいおうち」が全国315スクリーンで公開され、約11万2800人を動員して3位に初登場した。興行収入は約1億2300万円だった。また、累計発行部数450万部を超える百田尚樹さんのベストセラー小説を原作に人気グループ「V6」の岡田准一さんが主演した映画「永遠の0」は、6週連続で首位を獲得。累計で動員483万人、興収59億円を突破した。

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 そのほか新作は、テレビアニメ「アイドルマスター」の劇場版「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」が5位。全国39スクリーンで公開され、約8万1300人を動員し、興行収入は約1億5000万円だった。西島秀俊さん主演のサスペンス・アクション「ゲノムハザード ある天才科学者の5日間」は、11位に初登場し、惜しくもトップ10入りを逃した。

 「小さいおうち」は、作家・中島京子さんの直木賞受賞作を山田監督が映画化。東京郊外の“小さいおうち”で起こった男女の恋愛事件の真実を、昭和と平成の二つの時代を通して描くラブストーリー。2月6日から開催される第64回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品される。

 「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」は、テレビシリーズのスタッフが再集結し、テレビ版の“その後”を映像化した完全新作で、トップアイドルを目指す少女たちがアリーナライブに向けて合宿に挑む姿を描く。「ゲノムハザード ある天才科学者の5日間」は、第15回サントリー・ミステリー大賞読者賞受賞の司城志朗さんの同名小説が原作。何者かにより記憶を“上書き”された男・石神が、警察を名乗る男たちに追われながらも、記憶が完全に消えてしまうまでの5日間で記憶を取り戻す姿を描く。

1位 永遠の0

2位 トリック劇場版 ラストステージ

3位 小さいおうち

4位 獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よ

5位 THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!

6位 黒執事

7位 ゼロ・グラビティ

8位 ジャッジ!

9位 大脱出

10位 ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE

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