今年で10周年を迎える人気アニメ「プリキュア」（ABC・テレビ朝日系）の劇場版最新作「映画プリキュアオールスターズ　NewStage3　永遠のともだち」の初日舞台あいさつが15日、東京都内で行われ、声優キャスト9人が登場した。テレビ版最新作「ハピネスチャージプリキュア！」で主人公のキュアラブリーの声を担当している中島愛さんは、劇場版のアフレコを振り返り、「ものすごく感動しました。スタジオに歴代のプリキュアの先輩が集まる姿こそが本当に伝説。一生の思い出になりました」と笑顔を見せた。

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　プリキュアは、普通の女の子が妖精たちの力を借りて伝説の戦士・プリキュアに変身し、さまざまな困難に立ち向かう姿を描くアクションファンタジー。04年から放送されている。

　シリーズ第1弾「ふたりはプリキュア」からキュアホワイト役を務めるゆかなさんは「私が演じるほのか（キュアホワイト）のおばあちゃん役の野沢雅子さんが、（作品が始まった当時）『10年続けましょう』っておっしゃって。そのつもりではやってきたけど、まさかこんなふうになるとは思わなかった。最初は2人だったプリキュアもだいぶ増えて大家族になって、うれしい限りです」とコメントした。

　映画は、プリキュアの歴代ヒロイン36人が総出演する劇場版アニメ「オールスターズ　NewStage」シリーズの最終章。妖精学校のグレルとエンエンは新しくプリキュアになっためぐみとひめに会いに行くことにするが、子供たちが眠り続ける謎の事件が発生。夢の世界に閉じ込められた子供たちを連れ戻すため、プリキュアたちが立ち上がる……というストーリー。