注目ドラマ紹介:「花子とアン」 吉高主演で翻訳者・村岡花子の半生を描く

「花子とアン」の主演を務める吉高由里子さん
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「花子とアン」の主演を務める吉高由里子さん

 女優の吉高由里子さんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「花子とアン」が31日スタートする。大ヒットした「あまちゃん」の能年玲奈さん、それを上回る高視聴率を記録した「ごちそうさん」の杏さんに続く、新たな“朝の顔”となる吉高さんが、モンゴメリの名作「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子を演じる。

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 ドラマは、花子の明治・大正・昭和にわたる波瀾(はらん)万丈の半生を、「Doctor−X」(テレビ朝日系)などの中園ミホさんの脚本で描く。原案は、花子の孫・村岡恵理さんの著書「アンのゆりかご」。花子は、山梨の貧しい家に生まれ、東京の女学校で英語を学び、故郷での教師生活をへて翻訳家の道へと進んだ人物で、吉高さんが10~50代の花子を演じ、花子の親友・葉山蓮子役を仲間由紀恵さん、その他、伊原剛志さん、室井滋さん、黒木華さんらも出演する。

 31日~4月5日の第1週「花子と呼んでくりょう!」では、花子の少女時代が描かれる。1900年、甲府の貧しい小作農家に生まれた安東はな(山田望叶ちゃん)は、尋常小学校へも通わずに家事や子守に精を出し、母・ふじ(室井さん)や祖父・周造(石橋蓮司さん)、兄妹たち家族を助けていた。ある日、行商先から久しぶりに帰った父・吉平(伊原さん)にお土産の絵本を渡されたはなは、字も読めないのに目をきらきらと輝かせ、父に小学校へ連れていかれると、数日で字を覚え、夢中で本を読みふけるようになる。娘の才能をかいま見た吉平は、はなを東京の女学校へ入学させようと画策する……という展開。

 主題歌は、シンガー・ソングライターの絢香さんが歌う「にじいろ」。ドラマはNHK総合毎週月~土曜午前8時ほかで放送。全156回。

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