人気テレビアニメ「妖怪ウォッチ」の原作ゲームソフトの売れ行きが、急激なV字反発で発売から約8カ月後の3月に、発売初週とほぼ同じ週間約5万本の販売を記録したことが明らかになった。通常のゲームソフトは発売から2週間で総売り上げの大半を稼ぐケースが多く、一度売り上げが落ち着いたゲームが再度ブレークするのは極めて異例。ゲーム雑誌「ファミ通」を発行するKADOKAWAの浜村弘一常務は「異例の売れ行き。脳トレでない通常のゲームでは珍しい現象だ」と話している。
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ゲームは2013年7月に発売され、初週は約5万3000本を売り上げたが、8月第4週からは週1万本を割り、いったん落ち着いた。ところが11月に月刊マンガ誌「コロコロコミック」(小学館)でマンガ連載が始まると年末商戦では週2万本を超えるようになり、更にテレビアニメの放送が14年1月から始まると再び売り上げが伸び始め、ついに3月第4週には初週とほぼ同じ約5万本に戻った。
「妖怪ウォッチ」は、「イナズマイレブン」や「レイトン教授」シリーズなどを手がけたレベルファイブ(福岡市中央区)のニンテンドー3DS用ゲーム。不思議な時計を手に入れた少年が、日常に潜む妖怪と仲間になって、さまざまな問題を解決していく……という内容。特にグッズの「DX妖怪ウォッチ」や「妖怪メダル」は品不足になっており、3月から期間限定で東京駅にオープンしたグッズショップにも来場者が殺到してわずか2日で営業を休止するほどの人気となっている。
ヒットの要因について、浜村常務は「アニメやマンガの力はもちろんだが、元々のコンテンツに力があったことが大きい」と話している。
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