柳楽優弥:マンガ家を目指す大学生役で地上波連ドラ初主演 島本和彦のマンガが原作

地上波の連続ドラマで初主演する柳楽優弥さん(右)と島本和彦さんのマンガ「アオイホノオ」(小学館)の焔燃 (C)島本和彦・小学館/「アオイホノオ」製作委員会
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地上波の連続ドラマで初主演する柳楽優弥さん(右)と島本和彦さんのマンガ「アオイホノオ」(小学館)の焔燃 (C)島本和彦・小学館/「アオイホノオ」製作委員会

 俳優の柳楽優弥さんが7月にスタートするテレビ東京の連続ドラマ「アオイホノオ」で主演を務めることが5日、明らかになった。柳楽さんが地上波の連続ドラマで主演を務めるのは今回が初めてで、「マンガ家になる!」という夢を抱く大学1年生の焔(ほのお)モユルを演じる。マンガ家の島本和彦さんが自身の大学時代をベースに描いたマンガが原作で、監督と脚本は「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一さんが担当する。

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 マンガは、島本さんがマンガ誌「ゲッサン」(小学館)に連載中で、「タッチ」「ガンダム」などの名作にあこがれ、嫉妬する主人公・焔燃(ほのお・もゆる)らクリエーターの卵の姿を、島本さん本人や友人、ライバルをモデルに描いている。ドラマは1980年代初頭、マンガ家を目指しつつ、アニメーターにも関心のある焔モユルが、出版社への原稿お持ち込みをきっかけにマンガ家への道を歩む姿を描く。

 柳楽さんは「今回初めて、熱血的かつユニークな役を演じさせていただくことになりました。福田雄一さんワールドに入れることを楽しみにしています」と気合十分。原作者の島本さんは「すべて“神回”にすると福田雄一は言った!! やつならできる!! 私はわくわくして祈るのみだ!! あと原作も負けないように魂をたたきつけ続けるのみだ!!!!」とコメントしている。

 また福田さんは島本さんを「僕の創作の師匠」と呼び、「島本先生の原作を初めて演出させていただくことが何よりの幸せ。主人公に柳楽君という最高のキャストもいただきました。これでドラマが失敗したら、すべて僕のせいです!」とコメント。プロデューサーの山鹿達也さんは「これから大人になる若い視聴者には、夢に向かってもがく若いクリエーターの思いを。いま、大人を生きている視聴者には、若かりしころ、夢に向かって躍起になっていた昔を懐かしがって、見ていただけたら幸いです」と呼びかけている。7月からテレビ東京系の「ドラマ24」で放送予定。

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