花子とアン:原案本も大人気 文庫ランキングで急上昇

村岡恵理さんの「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」(新潮社)のカバー
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村岡恵理さんの「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」(新潮社)のカバー

 高視聴率を記録しているNHKの連続テレビ小説「花子とアン」の原案本「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」(新潮社)が好調だ。オリコン週間本ランキングによると、3月31日の放送開始から売り上げを伸ばし、15日に発表された19日付ランキングで週間約1万9000部を売り上げ、文庫部門7位と初のトップ10入りを果たした。累計売り上げは約9万2000部を記録している。

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 同書は、2011年9月に発売されたが、ドラマがスタートするまでランクインすることなく、スタートした週の4月14日付文庫部門で25位に初登場。以降も好調をキープし、発売から約2年9カ月でトップ10入りを果たした。

 「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」は、「赤毛のアン」の翻訳を手がけた村岡花子の生涯を孫娘の恵理さんが描いた評伝。朝ドラ「花子とアン」は同作品を原案に中園ミホさんが書き下ろした脚本をもとに制作されている。

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