BORDER:小栗旬の刑事ドラマ 最終回視聴率は14.4%

「BORDER」最終話のシーンカット=テレビ朝日提供
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「BORDER」最終話のシーンカット=テレビ朝日提供

 俳優の小栗旬さん主演の連続刑事ドラマ「BORDER」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の最終回が5日放送され、平均視聴率は14.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。瞬間最高視聴率はクライマックスを迎えた午後9時49分と同51分に16.3%を記録。全9話の平均視聴率は12.2%だった。

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 ドラマは、「GO」「SP 警視庁警備部警護課第四係」などで知られる直木賞作家・金城一紀さんが原案・脚本を手がけたオリジナル作品。ある銃撃事件で頭部に被弾したが、奇跡的に蘇生し、死者と対話できる特殊能力を持った刑事・石川安吾が、被害者である死者から証言を聞き出し、事件を解決していく姿を描いた。

 同時間帯の裏番組として話題作「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~」(TBS系)が放送されていることもあり、序盤こそ9%台と苦戦したが、第3話で2桁に乗せ、第4話以降もじわじわと数字を上げて好調を維持。5月22日の第7話ではシーズン最高となる16.7%を記録した。

 最終話「越境」では、小栗さん演じる石川刑事の“史上最悪の敵”として大森南朋さんがゲスト出演。ショッピングモールで行方不明になった男児が翌朝、遺体で発見される。死んだ男児の証言から、石川はすこぶる優しそうで善人タイプの男・安藤周夫(大森さん)を犯人と突き止める……という展開で、ラストには衝撃的な結末が描かれた。

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