月曜から夜ふかし
Amazon、草津、渡辺翔太…日本全国“じゃない方”問題
12月8日(月)放送分
最近テレビやCMでちょくちょく見かけるけれど、実はあんまりよく知らない……。そんな、いまさら聞けない“ネクストブレーク芸人”の基礎知識を、本人の言葉を交えて紹介する。今回は、倖田來未さんや芦田愛菜ちゃんのものまねで知名度を上げている女性ピン芸人のやしろ優さん。バラエティー番組などでのレギュラー出演を増やし、お笑いコンビ「笑撃戦隊」の野村辰二さんと交際中だとテレビ番組で公表し、話題を集めた。人気ネタの苦労や今後の夢など、その素顔に迫った。
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ワタナベエンターテインメントに所属しているピン芸人で、1987年7月9日生まれ、神奈川県出身のA型。ワタナベコメディスクール第7期卒業生で、現在芸歴7年目、昼の情報番組「バイキング」水曜、トーク番組「ライオンのごきげんよう」(ともにフジテレビ系)のものまねコーナーにレギュラー出演している。テレビでの活躍が増えたが、後輩のお笑い芸人・平野ノラさん、加藤誉子さんと3人では、ものまねあり、コントあり、トークありのライブを行い、事務所のスペシャルライブにも出演する。
「やしろ優」は本名。はじめは「優」という名前で活動していたが、「(タレントの)YOUさんもいたし、先輩のアドバイスで本名に。無料の姓名判断で名字をひらがなにしました」という。お笑いを目指したのは、お笑いコンビ「さまぁ~ず」の書籍「さまぁ~ずの悲しいダジャレ」のネタの一般公募で受賞したのがきっかけ。「大好きな三村(マサカズ)さんが『センスあるね、才能ある』とほめてくれて、芸人になれるかもしれないと思った」と目を輝かせたが、三村さん本人は覚えていなかったといい、「『俺、人に才能あるとか言わないから!』って否定されました」と苦笑する。
コントをしたくてコンビを作りたかったというが、入学した事務所の女性タレントコースでは相方が見つからなかったので、ピン芸人になった。ライブではなかなか受けなかったが、友人にカラオケで「歌い方が似てる」と言われたことがきっかけで、大ファンの倖田さんのものまねをするようになった。
ものまねのレパートリーは「15個くらい」と少なめだが、自身はものまね芸人の意識はないといい、「自分のモットーとしては芸人。(もともと)ものまねをしようとしたのではなく、倖田來未さん(というキャラクター)で面白いことをしようと思った。だからレパートリーを増やすという意識もない。似てなくても面白ければいいので、こだわりとして絶対ものまねしている人の名前を言います!」と、驚きのこだわりを明かした。
ネタにする人の選び方も「あこがれの人、なりたい人になるのが基本。似ている人よりは、自分がなりたいと思う人に挑戦する」というやしろさん。ネタは、ものまねした人が「こんなことを言ったら面白いということを創作する」といい、完成するのは約1カ月くらいだという。「めっちゃ声を聞いて、ライブで試して……苦労はその後から始まる。ネタがお客さんに定着するまでが大変。だから名前を言うんです。そうすれば絶対に伝わるから。ものまね芸人さんは『名前を言うのが絶対嫌』っていう人がいて、『そうなんだー』って思います」と語った。
そんなやしろさんがあこがれるのは、女性お笑い芸人の友近さんで「ピン芸人として面白いし、ものまねもうまいし、歌もうまい」と語る。プライベートでも仲が良く、ライバルとしても意識しているのは、お笑いタレントのキンタロー。さん。「キンちゃんと呼んでます。私が名前を言ってものまねをごまかしているのと似ていて、キンちゃんは踊りでごまかしている(笑い)。新ネタや恋愛の相談をしたり、食事に行ったりします」と語った。
ブレークのきっかけとなったのは、13年に放送された「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)の「2億4千万のものまねメドレー選手権」コーナーへの出演で披露した愛菜ちゃんのものまね。連続ドラマ「Mother」(2010年4月、日本テレビ系)での愛菜ちゃんの演技に感動して始めたネタだというが、当時の観客の反応はさんざんだった。「3年くらいずっとやってますが、全然受けないどころか(営業先では)『似てねーぞ!』とヤジが飛ぶこともあった」と笑う。
それでもずっとやり続けたのは、「ほかのネタはお客さんの反応を見てやめたりしたけれど、愛菜ちゃんだけは揺るぎない自信があった。そもそも、やっていて楽しかった。『何でこの面白さが分からないんだろう』と思っていた」と熱弁し、「やり続けてたらたまたまテレビで受けた。(番組で、タレントの)YOUさんが涙を流すくらい笑ってくれた。続けていてよかった」とうれしそうに振り返った。
現在はものまねでブレーク中だが、「今でもコンビでコントをやりたい」というやしろさん。実は交際中の野村さんとはコントのコンビ「でんがなまんがな」を組んで、「キングオブコント」(TBS系)に挑戦したこともあるというが、2回戦で敗退。その後は出場資格が変わって出られなくなったという。
テレビ番組がきっかけでプライベートを公表することになったが、やしろさんは「全然タイミングなかったけれど、ずっと言いたかったんです。これで彼の話もできるようになったし、付き合いたてでも、テレビきっかけの付き合いでもないし、公表してからも全然変わっていないです」と笑顔。「家でも大喜利したりしています。『でんがなまんがな』、またやりたい」と、夢を語った。
一方、もう一つの夢は、意外にもまだ会ったことはないという愛菜ちゃんとの対面。「小さくて可愛いと思うので、会ってみたい。会ったら本人に『芦田愛菜だよ!』って言いたいです」と、思いをはせていた。
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2025年12月10日 08:00時点
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