安藤美姫:本人役で阿部サダヲと“共演” ドラマで華麗なスケーティングも

テレビ朝日提供
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 フィギュアスケーターの安藤美姫さんが、5日に放送される俳優の阿部サダヲさん主演のスペシャルドラマ「ママが生きた証(あかし)」(テレビ朝日系)に本人役で出演することが3日、明らかになった。ドラマは妊娠5カ月で末期がんを宣告された妻を持つスポーツ番組の構成作家の物語で、劇中で華麗なスケーティングも披露する安藤さんは「すてきなメッセージが詰まったドラマにスケーターとしてご一緒させていただくことができて本当に光栄でした」と語っている。

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 「ママが生きた証」は、「報道ステーション」「世界水泳」など、数々のスポーツ番組を手がけてきた構成作家の小松武幸さんが自身の体験をつづったノンフィクションが原作。末期がんを宣告されるも長男を出産し、その後、天国へと旅立った妻と、妻を支える構成作家の夫・大森武弘(阿部さん)ら家族の固い絆を描く。子供を生むことを希望し厳しい治療に耐える妻・恭子を貫地谷しほりさんが演じている。

 安藤さんはスケートリンクでの練習後に、リポーターとして取材に訪れた元競泳選手の田中雅美さんからインタビューを受けるシーンに登場。都内のスケートリンクを借り切って撮影された練習シーンでは、華麗なスケーティングも披露しており、「深夜の寒いスケートリンクだったにもかかわらず阿部さんも気さくにお話ししてくださり、良い雰囲気の中で撮影させていただきました」と振り返っている。

 また、安藤さんは「私も幼い頃に父を亡くした経験があり、父母の大切さ、人との出会いやつながりは本当に共感しました」と思いを明かし、「生きた証のメッセージを伝える作品のお手伝いができ、感謝しています」と語っている。ドラマには安藤さんのほか、プロ野球・北海道日本ハムの栗山英樹監督、野球評論家として「報道ステーション」などで活躍する工藤公康さんも本人役で出演。ドラマに臨場感を加えている。スペシャルドラマ「ママが生きた証」は5日午後9時から放送予定。

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