注目ドラマ紹介:「家族狩り」 松雪泰子主演で天童荒太のベストセラーが映像化

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 女優の松雪泰子さん主演の連続ドラマ「家族狩り」(TBS系)の放送が4日、スタートする。松雪さんが演じるのは、アルツハイマー型認知症の父と、介護疲れの母と暮らしながら、何かにとりつかれたように仕事に打ち込む主人公の児童心理司・氷崎游子(ひざき・ゆうこ)。直木賞作家・天童荒太さんのベストセラー小説が、7年の構想期間をへて、初めて映像化される。

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 原作は、1995年に発表され、翌年に山本周五郎賞を受賞し、文庫本が120万部のベストセラーとなった。ドラマは、松雪さん演じる游子の周囲で起きる一家心中事件を発端に、三つの家族を通じて「家族とは何か」を問いかけるヒューマンサスペンス。「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」(TBS系)などを手掛けた坪井敏雄さんと「クロコーチ」(同)などの山本剛義さんが演出を手掛け、脚本はNHK連続テレビ小説「ふたりっ子」やNHK大河ドラマ「功名が辻」などの大石静さんが担当する。

 高校教師・巣藤浚介役で伊藤淳史さん、警部補・馬見原光毅役で遠藤憲一さん、游子の母役で浅田美代子さん、父役で井上真樹夫さん、游子の相談相手役で財前直見さんが出演。ほかにアイドルグループ「Kis−My−Ft2(キスマイフットツー)」の北山宏光さん、篠田麻里子さん、平岡祐太さん、山口紗弥加さんも出演する。

 第1話は、酒乱の父親から虐待される女児の対応に胸を痛めて悲痛な思いで仕事に向かう児童ケアセンターの児童心理司・氷崎游子(松雪さん)、日々の目的もなく美術を教えている高校教師・巣藤浚介(伊藤さん)、警視庁捜査1課の刑事・馬見原(遠藤さん)が、浚介の住むアパートの隣で起きた心中事件の謎に巻き込まれていく。毎週金曜午後10時に放送。初回は20分拡大放送。

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