アニメ「Fate/Zero」を手がけたあおきえい監督と虚淵玄さんが再タッグを組んだオリジナルアニメ「アルドノア・ゼロ」が5日深夜から順次、スタートする。少年少女が、地球と火星の戦争に巻き込まれる姿を描くロボットアニメだ。
ウナギノボリ
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1972年にアポロ17号が月面に到着したとき、人類は月と地球をつなぐ遺跡・ハイパーゲートを発見する。地球から火星に調査団が派遣されて移民が始まり、先史文明の超科学的なエネルギー源・アルドノアを基にした社会が発展していく。しかし、火星開拓民と地球との間には摩擦が生じ、調査団のリーダー・レイレガリア博士は“皇帝”を自称し、ヴァース帝国を建国して独立。99年、ヴァース帝国が地球に宣戦布告して星間戦争が繰り広げられるが、地球側は大惨事に見まわれ、火星側も皇帝が戦死し、互いに休戦協定を結ばざるを得なかった。それから10年以上も和平交渉が続いていたある日、時代は再び動き始める。
アニメでは、火星側も異星人ではなく地球からの移民であり、二つの陣営に分かれた人間同士が争う戦争が描かれる。先史文明のアルドノアから開発されたカタクラフトというロボット兵器が激突する戦場に、両親をなくして軍人の姉と2人暮らしをする地球の高校生・界塚伊奈帆(かいづか・いなほ)や、火星生まれで火星育ちのヴァース帝国皇女であるアセイラム・ヴァース・アリューシアらが、それぞれの立場から関わっていくことになる。
「世界征服~謀略のズヴィズダー~」などの花江夏樹さんが界塚伊奈帆、「一週間フレンズ。」などの雨宮天さんがアセイラム・ヴァース・アリューシアの声を担当し、「ソードアート・オンライン」などのA-1 Picturesが制作する。放送はTOKYO MX、ABCほか。
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