大場久美子:林寛子と元アイドルコンビで「キングオブコント」挑戦

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 1970年代にアイドルとして人気を博した林寛子さん(54)と大場久美子さん(54)が、コント日本一を決める「キングオブコント2014」(TBS系)に挑戦することが9日、明らかになった。8日都内で行われた会見に登場した林さんは「2人合わせて今年で110歳になります」と周囲を笑わせると「古いだけが取りえですが、これまで築き上げてきたものを一気に崩すつもりで頑張ります」と笑顔で語り、さらには「目指すのは自由なので、目標は謙虚に優勝です」と宣言した。

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 お互い「同級生で言いたいことが言える仲」だといい、コントについては、ザ・ドリフターズの人気番組「8時だョ!全員集合」(同)で「それぞれ鍛えられてきた」と胸を張る2人。大場さんが「私たちの時代のアイドルは、歌や芝居、何でもマルチにこなせないと生き残れなかったので、その経験を2分間の中に織り込めれば。コントもイチから考えているし、私たちはいたって真剣です」と語ると、林さんは「笑いの神髄を“お姉さん”たちが逆に教えてあげなくちゃって感じですかね」とおどけて見せた。

 この日は、2人のコンビ名「○1○2(マルイチマルニ)」も発表。林さんは「私が1回、結婚できたぞっていう意味で○1(マルイチ)、(大場さんが)いま結婚2回目だぞっていう意味で○2(マルニ)。バツイチっていわれることへ対抗です」とにやり。また優勝賞金1000万円の使い道は「2人で半分に分けずに劇団『○1○2』の旗揚げ資金にしたい」と明かし「結婚している役者さん、結婚したことがある役者さんしか入れない劇団。一緒に“痛み”を分け合いたい」と夢を膨らませた。

 2008年から毎年行われている「キングオブコント」は、プロアマ問わずコント日本一を競うお笑いコンテストで今年で7回目。1回戦、2回戦、準決勝、決勝と進み、ネタ披露は1回戦のみ2分間、ほかは4分間。1回戦は大阪、東京、名古屋。2回戦は東京、大阪で開催され、準決勝は東京・赤坂BLITZで行われ、決勝は10月にTBS系で生放送される予定。

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