ビートたけし：CM制作初挑戦に「映画より時間かけた」

　タレントのビートたけしさんが12日、東京都内でカルビーの新CM発表会に登場した。マンガ家のさくらももこさんとコラボレートし、CM制作に初挑戦したたけしさんは「CMは15～30秒で商品を出して、何秒かで笑わせたり雰囲気を残さないといけないし、食べ物なのでそう無理もできない。映画の台本書くのより時間をかけた」と苦労を明かした。

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　今回の新CMは、同社の人気商品「かっぱえびせん」が発売50周年を迎える節目に、これまで各ブランドごとに打ち出されていたCMを全商品を対象にリニューアルしたシリーズもので、たけしさんが原作・監修を務め、さくらさんが作画を手がけたアニメーションが展開。たけしさんの推しキャラ「アミタイツのおじさん」やさくらさんの推しキャラ「うすかげさん夫婦」、タレントの三又又三さんをモチーフにした唯一のタレントキャラ「ミマタ」など個性的なキャラクターが続々と登場する。

　たけしさんと以前から交流があるというさくらさんは「たけしさん、キャラデザインに私をご指名いただきありがとうございました。どんなにバカバカしいキャラでも描きます。たけしさんにおすし屋さんに連れて行ってもらえる日を楽しみにしています」とメッセージを寄せた。また、イベントでは三又さんがCMと同じ衣装で途中から“乱入”するシーンする一幕もあった。全28体の登場キャラクターが勢ぞろいする新CMシリーズの第1弾「カルビーひとくち劇場はじまる」編は12日から全国で放送予定。