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10月31日(木)放送分
女優の満島ひかりさんの実弟で俳優の満島真之介さんが、2015年に放送されるテレビ東京系のスペシャルドラマ「永遠の0」に出演することが16日、明らかになった。主演の向井理さん演じる宮部久蔵とともに、戦時中、ラバウル基地で過ごしたゼロ戦パイロット役の井崎源次郎役を演じる満島さんは、「自分たち、平成に生きている20代の若者と、戦時中に生きていた10代、20代の若者との心の懸け橋となれるよう、強い思いを持ってこの役に向かっています」と意気込みを語っている。
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「永遠の0」は、百田尚樹さんのベストセラー小説が原作で、“海軍一の臆病者”といわれながらも天才的な操縦技術を持った零戦パイロット・宮部久蔵の孫・健太郎が、特攻で死んだ祖父について調べるため、かつての戦友たちを訪ね歩く……というストーリー。2013年12月に人気グループ「V6」の岡田准一さん主演で映画化され、大ヒットした。ドラマには、中村蒼さんや尾上松也さん、渡辺大さん、プロ野球・西武などで活躍した名投手・工藤公康さんの長男で俳優の工藤阿須加さんも出演する。
満島さんが演じる井崎は、敵機に攻撃されたところを小隊長だった宮部に助けられる役どころ。丸刈りで撮影に臨んだ満島さんは「井崎という人物を通して、僕自身も自分の故郷や家族、今後家庭を持ち、どういうふうに生きていくのだろうかなど、いろいろなことを考えていました」とコメント。向井さんとの共演については「宮部久蔵と井崎という関係性より、向井さんと満島真之介の出していくパワーの違いというのがすごく役ともリンクしていて面白かった。とてもすてきな出会いでした」と振り返っている。
沖縄出身の満島さんは、小さい頃から戦争の史実や資料映像をたくさん見てきたといい、「沖縄では、『ぬちどぅたから』(いのちは何よりも宝)という言葉だけですべてが通じるんです。何があっても『ぬちどぅたから』だよ、物も何もなくても命があればあなたは幸せなんだよと常に言われていて」と紹介しながら、「小さい頃はよくわからなかったのですが、今になって心の奥底にすーっと入ってくるという感覚があります」とコメントしている。
同局の編成局ドラマ制作部の阿部真士プロデューサーは、脚本が完成するずっと前に満島さんにオファーをしていたといい、「満島さんは日本の映画・ドラマの既成の枠に収まりきらない俳優の一人。キャリアとしてはまだ短いですが、すぐに日本を代表する俳優の一人になるはずです」と語り、「向井理と満島真之介。この2人の共演はドラマ史上、とても重要なものになるはずです」と期待感を示している。スぺシャルドラマ「永遠の0」は15年に3夜にわたって放送予定。
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2024年11月03日 01:00時点
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