寄生獣:アニメ版「セイの格率」は10月8日スタート 2クール全24話放送へ

(C)岩明均/講談社・VAP・NTV・4cast
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(C)岩明均/講談社・VAP・NTV・4cast

 岩明均さんの人気マンガ「寄生獣」のテレビアニメ版「寄生獣 セイの格率」(日本テレビ)が、10月8日から放送されることが関係者への取材で明らかになった。毎週水曜深夜1時29分からの放送で、2クール全24話を予定している。また、アニメ版の第1話のカットも公開された。

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 「寄生獣」は、1989~95年に「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載。人間に寄生して恐ろしい力で人間を捕食する寄生生物(パラサイト)の脅威に、パラサイトの「ミギー」が右手に寄生した高校生の新一が悩みながらも立ち向かう姿などを描いている。コミックスの累計発行部数が1100万部を突破するなど、90年代を代表する人気作となった。

 アニメ版「セイの格率」は、「アベンジャーズコンフィデンシャル:ブラック・ウィドウ&パニッシャー」などを手がけた清水健一さんが監督、制作をマッドハウス、キャラクターデザインを平松禎史さんが担当。主人公の泉新一役を島崎信長さん、新一に取り付いたパラサイトのミギー役を平野綾さん、幼なじみの村野里美役を花澤香菜さんが演じる。

 また、新一の中に人間以外の存在を感じ、徐々に新一に興味を抱くようになる君嶋加奈役を沢城みゆきさんが務めるほか、高い知能を持つパラサイトで、新一やミギーにも影響を与える田宮良子役を田中敦子さん、快楽殺人鬼の浦上役を吉野裕行さんが担当。安野希世乃さん、前田玲奈さんらも出演する。

 アニメ版は、舞台を21世紀の現代に変更しているのが特徴だが、公開された第1話のカットでは、新一が寝ている間も旺盛な知識欲で本を読みあさるミギーなど、原作のシーンが再現されていることがうかがえる。

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