深夜食堂:マスター小林薫、第3弾&映画化へ自信も「主役感ない」

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 10月にスタートする深夜ドラマ「深夜食堂 3」(TBS系)の会見が24日、東京都内で行われ、主演の小林薫さんと松岡錠司監督が出席した。今回が3度目のドラマ化で、来年1月31日には映画版も公開と大々的に展開されるが、主人公で食堂「めしや」のマスター役を務める小林さんは「ここまで行くとは正直思っていなかった」としみじみ。「セットもシリーズごとに厚みが増して、皆さんの演技にも厚みが増した気がする。(ドラマも映画も)両方とも楽しみに見ていただけたら」と自信を見せた。

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 一方で、小林さんは「毎回の話ではゲストの方が主役で、料理が主役。セットも主役で、これだけ主役がいたら、主役感があんまりないというのが実感です」と苦笑い。「ゲスト(出演者)にマスターはセリフが少なくていいなって言われるんですけど。僕は『あいよ』とか『いらっしゃい』とか言ってるだけなんで。朝から晩まで物理的にそこ(セット)にいなければならないくらい。主役感とかは全くない。お話をそばで見させてもらっているので、視聴者の代表みたいな感じでやらせてもらっているというのが近いかもしれないですね」と語っていた。

 「ビッグコミックオリジナル」(小学館)に連載中の安倍夜郎さんのマンガが原作。2009年と11年にドラマ化されており、3年ぶりに復活する今回のドラマは、松岡監督のほか、山下敦弘監督、熊切和嘉監督、野本史生監督らが参加。映画「深夜食堂」は、「めしや」を舞台に「ナポリタン」「とろろご飯」「カレーライス」という三つの料理をテーマに、食堂の1年間の日々や、これまで明かされなかったマスター(小林さん)の日常などが描かれる。ドラマ「深夜食堂 3」は、TBS、MBS、RKBで10月から放送予定。

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