10月13～18日に放送された朝のワイドショーで最も長時間取り上げられた芸能の話題は、千葉県船橋市の非公認キャラクター・ふなっしーの“実弟”「ふなごろー」に関する話題だったことが、テレビ番組のリサーチやマーケティングを行う調査会社「エム・データ」の調べで明らかになった。2位は、京都国際映画祭が開かれたニュース。3位は、お笑いタレントのビートたけしさんの等身大フィギュアの話題だった。

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　調査は、期間中にNHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日で放送された午前10時半までのワイドショーとニュース番組で、芸能に関連する話題の放送時間を集計した。

　第1位は、ふなっしーの実弟「ふなごろー」が、バンダイの新商品イベントで初めてお披露目された話題。兄弟が274人いるというふなっしーの、56番目の弟で、梨と芋虫のハーフのふなごろーの語尾は「なっぴー」。イベントで「人間界のみんなー！　ふなっしーの弟、ふなごろーだっぴー」とあいさつした。放送時間は、48分29秒。

　第2位は、16日から開催された第1回「京都国際映画祭」（同映画祭実行委員会主催）のニュース。レッドカーペットには、オープニング上映された映画「at home」（蝶野博監督）に主演した竹野内豊さん、共演の松雪泰子さんも登場。さらに、竹野内さんと女優の倉科カナさんの交際も判明した。放送時間は、35分26秒。

　第3位は、ビートたけしさんの等身大フィギュアが披露された話題。東京・お台場のアトラクション施設「マダム・タッソー東京」（東京都港区）に、たけしさんの等身大フィギュアが登場。フィギュアは、たけしさんの代表的なギャグ「コマネチ」のポーズをしていて、製作費約2000万円、約6カ月間かけて製作された。着ている洋服は、たけしさんのもの。150カ所以上の採寸のため、7時間も「コマネチ」ポーズをしていたと明かした。放送時間は、24分4秒。

　エム・データは、東京、名古屋、大阪地区のテレビ局で放送された番組やCMを、専門スタッフが実際に見て、テレビ番組やCMをテキスト化・データベース化して「TVメタデータ」を構築している。

　4位以下は次の通り。（敬称略）

4位　関ジャニ∞・新レーベル「INFINITY　RECORDS」出陣式

5位　市川海老蔵・「六本木歌舞伎」制作発表会見

6位　向井理＆片桐はいり・映画「小野寺の弟・小野寺の姉」舞台あいさつ

7位　檀れい・映画「グレース・オブ・モナコ」トークイベント

8位　AKB48小嶋陽菜・「乃木坂46」ライブ乱入

9位　マツコデラックス・新米「ゆめぴりか」「ななつぼし」発表会

10位　妻夫木聡・映画「バンクーバーの朝日」完成披露会見