東山紀之:桂小五郎役で16年ぶり大河 「ガツンと決めたい」

 「少年隊」の東山紀之さんが、2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」に桂小五郎(木戸孝允)役で出演することが22日、分かった。東山さんが大河ドラマに出演するのは、1999年放送の「元禄繚乱」以来、16年ぶり。東山さんは「大河は僕の中でもよき思い出がありますので、それからむだな時間を過ごさなかったと思ってもらえるように、今まで培ったものをだして、ガツンと決めたいなと思っています。僕自身、久しぶりに戻ってきてうれしいなという感じがします」と意気込みを語っている。

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 「花燃ゆ」は、井上真央さんが演じる幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・文が主役のオリジナル作品。文は長州藩の尊皇攘夷(じょうい)派の中心人物・久坂玄瑞と結婚。ドラマでは動乱の幕末の長州で、困難を乗り越えて、まっすぐに生きた文の生涯を描く。大沢たかおさん、伊勢谷友介さん、東出昌大さんらが出演する。放送は2015年1月から。

 東山さんが演じる桂小五郎は、長州藩の中枢で剣豪としても知られ、西郷隆盛、大久保利通とともに“維新の三傑”と呼ばれている。NHKの土屋勝裕チーフプロデューサーは桂小五郎について「幕末の志士の中でもナンバーワンのイケメン」と評し、東山さんの起用理由を「リーダーとしての風格と、剣豪を演じるにふさわしい抜群の運動神経を持ち合わせた俳優」と説明している。

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