注目の新譜:一青窈「私重奏」 台湾のスタンダードで幕を開けるニューアルバム

一青窈さんのアルバム「私重奏」の通常盤ジャケット
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一青窈さんのアルバム「私重奏」の通常盤ジャケット

 歌手の一青窈さんが、アルバム「私重奏」(ユニバーサルミュージック)を22日に発売した。

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 今作は7月期に放送されたフジテレビ系連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の主題歌で昭和歌謡の怪しい雰囲気に満ちた「他人の関係 feat.SOIL&“PIMP”SESSIONS」、映画「ペコロスの母に会いに行く」の主題歌となったバラード「霞道」、特別展「台北 國立故宮博物院−神品至宝−」のイメージソングのロックナンバー「LINE」といった多数のタイアップ曲を収録した通算7枚目のアルバム。

 作家陣として、元プリンセスプリンセスの岸谷(奥居)香さん、さかいゆうさん、日本でも人気の台湾のシンガー・ソングライター、クラウド・ルーさんらが参加した多彩なアルバムで、オープニングを一青さんが幼少期を過ごした台湾のスタンダードナンバー「雨夜花」が飾っている。チェロの伴奏に合わせて一青さんは、台湾出身の亡き父が好きだったという穏やかなメロディーを歌い上げている。アルバムのジャケットは台湾最古の町として知られる安平の廃虚「安平樹屋」で撮影された。

 アルバム「私重奏」は全12曲入り。「蛍」と「他人の関係 feat.SOIL&“PIMP”SESSIONS」のミュージックビデオ、一青さんが台北の街を食べ歩く「ぶらり途中一人旅 台湾食べ歩き編」を収録したDVD付きの初回限定盤は3700円(税抜き)。CDのみの通常盤は3000円(税抜き)。

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