注目ドラマ紹介:「ママとパパが生きる理由。」 吹石一恵&青木崇高が共に末期がんと闘う夫婦に

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 女優の吹石一恵さんが主演する連続ドラマ「ママとパパが生きる理由。」(TBS系)が20日スタートする。実話をベースに家族の愛を描く感動のヒューマンドラマで、吹石さんは、幼い子ども2人を持ちながら末期の乳がんになってしまう専業主婦の吉岡柊子(とうこ)を、妻に続いて末期の肺がんと診断される夫の賢一役を俳優の青木崇高さんが演じる。

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 「ママとパパが生きる理由。」は、昨年亡くなった芽生さんが闘病や家族についてつづったブログの内容をまとめたエッセー「私、乳がん。夫、肺がん。39歳、夫婦で余命宣告。」(大和出版)が原案。幼い子ども2人を持ちながら、末期の乳がんと診断され余命宣告を受けた柊子(吹石さん)と、その数日後に末期の肺がんとして余命宣告を受けた賢一(青木さん)の夫婦が、子どもたちのために、病気を前向きにとらえ、立ち向かう姿を描く、ヒューマンドラマだ。

 吉岡家の長女・亜衣役に、映画「八日目の蝉」(成島出監督)で第35回日本アカデミー賞新人俳優賞を史上最年少で受賞した渡邉このみちゃん、長男・由宇役に、TBS系のドラマ枠「日曜劇場」で13年に放送された連続ドラマ「とんび」の演技も話題を呼んだ五十嵐陽向(いがらし・ひなた)君を起用。また田中哲司さん、朝加真由美さん、ダンカンさん、風吹ジュンさんらが脇を固める。

 第1話は、愛する夫と幼い2人の子どもに囲まれ、幸せな日々を送る柊子は、日課のジョギング中に右胸に痛みがはしり、近所のクリニックで受診すると、再検査をすすめられ、大学病院へと向かう。その頃、夫の賢一は急な仕事のため中国へ。一人不安を抱えたまま、検査結果を聞くため、大学病院を再度訪れた柊子を待っていたのは、乳がんの宣告と、すでに末期の状態で手術できる状態ではないという医師の言葉だった……というストーリー。ドラマは20日から毎週木曜午後9時に放送される。

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