紅白歌合戦:視聴率42.2%で7年連続の大台超え 民放は「笑ってはいけない~」が首位

「第65回NHK紅白歌合戦」の紅組司会を務めた吉高由里子さん
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「第65回NHK紅白歌合戦」の紅組司会を務めた吉高由里子さん

 昨年12月31日に放送された「第65回NHK紅白歌合戦」の平均視聴率が第1部35.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)、第2部(午後9時から)42.2%(同)を記録したことが2日、分かった。第2部は7年連続で40%超えを記録したが、サッカーワールドカップ(W杯)の日本対コートジボワール戦(6月15日放送、NHK)の46.6%(同)には及ばなかった。

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 年間視聴率トップは近年、紅白歌合戦か、サッカーW杯をはじめとしたスポーツ中継が占めるのが定番。紅白は1963年には81.4%を記録したが、86年以降は60%を割り込んだ。04年以降は40%を前後するようになり、これまでに紅白歌合戦の後半は、04、06、07年の過去3回、40%を割り込んでいる。

 同時間帯の民放(関東地区)では、9年連続となる年末恒例のバラエティー番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない大脱獄24時!!」(日本テレビ系)がトップで、第1部が 18.7%、後半16.0%だった。

 14年の紅白歌合戦のテーマは「歌おう。おおみそかは全員参加で!」で、白組司会は人気グループ「嵐」、紅組司会を吉高由里子さんが務めた。ロックバンド「サザンオールスターズ」がバンドとして31年ぶりにサプライズ登場し、音楽活動を休止していた歌手の中森明菜さんが約4年ぶりに姿を見せたことが話題になった。また「アナと雪の女王」や「妖怪ウォッチ」の企画コーナー、氷川きよしさんと水森かおりさんの衣装対決なども注目を集めた。トリを嵐、大トリを松田聖子さんが務め、白組が3年連続で勝利した。 

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