関ジャニ・渋谷すばる：海外映画祭初参加へ「ライブでもしようかな」

　人気グループ「関ジャニ∞」の渋谷すばるさんが15日、東京都内で行われた初の単独主演映画「味園（みその）ユニバース」（山下敦弘監督）の完成披露試写会に出席した。この日は同作がオランダで21日（現地時間）から開催される第44回ロッテルダム国際映画祭のスペクトラム部門に正式出品されることも発表され、“歌うこと”以外すべての記憶を失った男を演じる渋谷さんは海外の映画祭に初参加することについて「日本語もしゃべれないくらいなので、できる限り英語を勉強したい。あとはわかりやすく伝えられるようにライブでもしようかなと。思い切りやってきます」と意気込んだ。

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　「味園ユニバース」は、大阪を舞台に、人生を踏み外し、“歌うこと”以外すべての記憶を失った男が、あるバンドとそのバンドマネジャーの少女との出会いをきっかけに、過去の自分と向き合い、成長する姿を描く人間ドラマ。好きなバンドのマネジャーと古びたスタジオの経営で生計を立てる少女・佐藤カスミを二階堂ふみさんが演じ、「苦役列車」（2012年公開）や「リンダ リンダ リンダ」（05年公開）などの山下監督がメガホンをとり、タレントの鈴木紗理奈さんやお笑いコンビ「天竺鼠」の川原克己さんらも出演。渋谷さんは主題歌の「記憶／ココロオドレバ」も歌っている。

　試写会には共演の二階堂さん、山下監督も出席。この日はロックバンド「ザ・クロマニヨンズ」の甲本ヒロトさん、真島昌利さん、女優の宮沢りえさんら各界の著名人から映画の感想コメントも届き、渋谷さんは「やばくないすか！？　すっげ！　まじすか！」と大興奮。甲本さんからのメッセージは「すばる、愛してるぜ」で締めくくられており、渋谷さんは「ちょっと泣きそうですね」と感動していた。映画「味園ユニバース」は2月14日から公開予定。