miwa:ドラマ初出演で「リンゴの唄」歌唱 「大切に歌いたい」

スペシャルドラマ「紅白が生まれた日」の会見に登場したmiwaさん
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スペシャルドラマ「紅白が生まれた日」の会見に登場したmiwaさん

 シンガー・ソングライターのmiwaさんが29日、“紅白歌合戦“誕生秘話を描くNHKのスペシャルドラマ「紅白が生まれた日」の会見に、主演の松山ケンイチさん、本田翼さんらとともに出席。終戦後の大ヒット曲「リンゴの唄」を歌う歌手の並木路子役でドラマデビューを果たしたmiwaさんは「ものすごい志で紅白を立ち上げてくださった先人の方々に感謝の気持ちを抱きながら撮影に臨んでいます」と緊張気味に明かし、「『リンゴの唄』は特に戦後、日本人を励ました大切な曲。大切な歌を歌う役をいただけたのは光栄です。思いを受け継ぐような気持ちで大切に歌いたい」と語った。

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 ドラマは終戦からわずか4カ月後、1945(昭和20)年の大みそかに放送された「紅白歌合戦」の前身となった番組「紅白音楽試合」の誕生秘話を描く物語。GHQの占領下、番組の誕生に携わった一人のディレクターを中心に、傷ついた人々に歌声を届けようと、奮闘するスタッフや歌手たちの悲喜こもごもの人間模様を描く。松山さんは主人公のディレクター・新藤達也を、本田さんは番組成功に協力していく女子放送員の竹下光江を演じる。

 会見には星野源さん、六角精児さん、小林隆さん、高橋克実さん、元宝塚宙組トップスターで今作が映像作品デビューの大空祐飛さんも出席。GHQの検閲を行う部署で通訳を担当する日系アメリカ人のジョージ馬淵を演じた星野さんは「新藤の壁になるようなすごく難しい立場の役。今までにいただいたことのないような役で、演じていて毎日充実感を感じています」と語った。喜劇界の大スター・古川ロッパ役の六角さんは「かつて何度か古川ロッパさんに似ていると言われたことはあった。昭和を代表する喜劇人を演じるのはおそれ多いですが、古川ロッパさんの存在を汚さぬように、時代の“におい”を出していければ」と苦笑まじりに意気込んだ。ドラマはNHK総合で3月21日午後9時から放送予定。

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