桜庭和志:UFCタイトル戦に臨む堀口選手にエール

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 総合格闘家の桜庭和志選手が16日、東京都内で行われたWOWOWのネット配信番組「WOWOWぷらすと UFC井戸端会議 出張版」の収録後に会見。カナダ・モントリオールで25日(現地時間)に開かれる「UFC186」でアジア人初のUFC王者を懸けてタイトル戦に挑むフライ級の堀口恭司選手について、「すごいことだと思います。日本人でチャンピオンがいないというのは悔しいですよね」といい、「日本人チャンピオンになれるように頑張ってほしい」とエールを送った。

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 番組では桜庭選手や総合格闘技解説者の高阪剛さん、総合格闘家の菊野克紀選手らが、堀口選手とデメトリアス・ジョンソン選手のタイトルマッチの見どころなどを紹介。収録後に行われた会見には桜庭選手、高阪さん、菊野選手が出席した。

 桜庭選手は堀口選手について「タイトルマッチを意識しなければ自分の実力が出せると思う。タイトルが頭の片隅に出てくると、普段の自分が出せなくなってしまうので。気持ちをどれだけコントロールできるかだと思う」と自身の経験を踏まえながら見解を披露。試合を解説する高阪さんは「日本人がベルトを巻くということ、みんな(他の選手)もそこは目標だし夢でもあると思うので、実現してくれれば(これからもタイトルマッチに)つながる状況が生まれると思う。海外からの目も日本人に向く可能性もある。それぐらいのプライドを持って試合をしてほしいなと思う」と激励した。

 「WOWOWぷらすと UFC井戸端会議 出張版」はWOWOWのニコニコ生放送公式チャンネルで、今回は高阪さんのオフィシャルジム「ALLIANCE」が10周年を迎えたことを記念して、同ジムに“出張”して収録が行われた。高阪さんは「10年たって、土(土壌)をしっかり作ることが大事なんだなと思う。(選手が)自分を表現できるかとか、(選手の)それぞれの思いに則したスタイルとか、価値観とか、そういうものを育てる土壌が10年かけてやっと見えてきたかな」と振り返った。

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