歌手の松崎しげるさんが21日、東京都内で行われた映画「ジェームス・ブラウン~最高の魂を持つ男~」の公開記念イベントで、納豆をモチーフにした茨城県の非公認キャラクター「ねば~る君」と共演した。イベント後の取材で、松崎さんは、ねば~る君と「ナットーナットー、オウ!」と即興の歌でセッションするなど、すっかり意気投合。ところがその後、松崎さんは「まだまだはみ出してない、元気が足りない。その辺がふなっしーに負けてるね」とまさかの辛口発言を連発して報道陣を驚かせた。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
映画は、伝説のアーティスト、ジェームス・ブラウン(JB)の波乱万丈な人生を、伝説のライブの完全再現や、JBの心沸き立つ音楽とともに描いたエンターテイメント作品。イベントでは、JBを尊敬する色黒=“ブラウン”な松崎さんが、JBをイメージした真っ赤な衣装をまとって、「ゲロッパ」で知られるJBの名曲「Get Up(I Feel Like Being A)Sex Machine」を披露。さらにご当地キャラの“ブラウン”代表として、ねば~る君も応援に駆けつけた。
松崎さんは、ねば~る君に「何となくね、(ブラウンが)一緒だから、せっかくだからコミュニケーションとらなくちゃ。納豆大好きですよ」とラブコール。テーマソングは「ゲロッパ」さながらに「ネバー!ネバー!オウ、ネバー!! ってこんな感じ」と松崎さんが即興で歌った。ねば~る君は、松崎さんについて「ブラウンの向こう側に行っちゃっている人だから、尊敬してますねば」といい、テーマソングについては「うれしいねば! ぜひぜひお願いしますねばよ!」と大興奮した。
ところが、記者からねば~る君との絡みやすさを聞かれると、松崎さんは一転して「全然絡まない。曲は作るけれど、俺の中ではねば~る君はないね」といい、「数々のテーマソングを手がけたけれど、まさかねば~る君と約束したのは、俺にとっては多難かな……」と辛らつな言葉でねば~る君を困惑させて報道陣の笑いを誘っていた。映画は30日公開。