田中麗奈:「平清盛」以来、2度目の大河出演 「花燃ゆ」で姫に

「花燃ゆ」に出演する田中麗奈さん=NHK提供
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「花燃ゆ」に出演する田中麗奈さん=NHK提供

 女優の田中麗奈さんが、井上真央さん主演のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」に出演することが22日、明らかになった。田中さんが大河ドラマに出演するのは2012年放送の「平清盛」以来、3年ぶりで2回目。長州藩の最後の藩主・毛利元徳の正室・安子(銀姫)を演じる。「大河ドラマの出演は『平清盛』以来、2度目になります。こんなに早くお話をいただけてすごく驚きましたし、オファーをいただく際、私にぴったりの役だと言っていただいたのはとてもうれしかったです」と出演を喜んでいる。

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 「花燃ゆ」は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・杉文(ふみ)が主役のオリジナル作品。文は長州藩の尊王攘夷(じょうい)派の中心人物・久坂玄瑞(くさか・げんずい)と結婚し、久坂が死去した後は、群馬県初の県令(現在の県知事)の楫取素彦(かとり・もとひこ)と再婚した人物で、ドラマでは動乱の幕末の長州で、困難を乗り越えて、まっすぐに生きた文の生涯が描かれている。文(井上さん)は、安子(田中さん)の第1子の長男・元昭の養育係に任命される。

 NHKの土屋勝裕チーフプロデューサーは、田中さんの起用理由を「華やかで貴婦人のように凜(りん)とした雰囲気を持ちながら、一方で、時代の先陣をきっていく力強さも感じさせてくれる田中麗奈さんが、今回の『花燃ゆ』の安子役にはふさわしいと思い出演を依頼しました。豪華絢爛(けんらん)な奥御殿でのドラマを盛り上げてくださることを期待しています」とコメント。

 田中さんは、井上さんとの共演について「安子は文さんの考え方を面白いと思っているので、文さんとのやりとりを大切にし、それによって安子の人物像が出ていくように演じていきたいと思っています。文さんとの共演が楽しみです」と話している。

 「花燃ゆ」は総合テレビで毎週日曜午後8時、BSプレミアムで午後6時に放送。全50回。田中さんが演じる安子は7月12日放送の第28回から登場する。

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