人気アイドルグループ「AKB48」の41枚目のシングルを歌うメンバーを選抜する「AKB48第7回選抜総選挙」の開票イベントが6日、福岡・ヤフオク!ドームで開かれ、12月をめどに卒業することを発表している総監督の高橋みなみさんが13万7252票を獲得し、自己最高となる4位にランクイン。1位を目標としていた高橋さんは「目標には届かなかったけど、本当にすがすがしいです。ファンの皆さんと目標に頑張れたことがうれしい」と涙ながらもすがすがしい表情であいさつした。
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高橋さんは、2005年に加入した初期メンバーの一人。選抜総選挙では、第1回は5位、第2回は6位、第3回は7位、第4回は6位、第5回は8位、第6回は9位で、今回の速報では6位だった。
高橋さんは「努力は必ず報われるとは限らない。そんなの分かっています。でも頑張っている人が報われてほしい。目標や夢があると思うけど、分からない道を歩き続けないといけない。ただ、ファンの人は見てくれる」と総監督として後輩にメッセージを送り、「今年も言わせてもらいます。これが、高橋みなみ総選挙ラストバージョンです。『努力は必ず報われる』。高橋みなみ、これからも人生をもって証明します」と“決めぜりふ”で最後の総選挙を締めくくった。
また、高橋さんは「AKB48に入って1年で思ったことがありました。1番になれない。カリスマ性、絶対的な人気があった前田敦子、大島優子がいて……。歌手になりたくて、たくさんオーディションを受けて通ったのがAKB48でした。可愛いとかアイドルとか分からなくて、このグループが好きで、気がついたら総監督になっていました。総選挙で、私なんかが1位ではないと思った。自分のことなんてどうでもよかった」と思いの丈を語った。
「AKB48選抜総選挙」は2009年から行われており、今年で7回目の開催。今回は総勢272人が参加し、上位80人まで順位を決めた。この日の開票イベントは「AKB48 41stシングル 選抜総選挙~順位予想不可能、大荒れの一夜~」と題して行われ、フリーアナウンサーの徳光和夫さんと木佐彩子さんが司会を担当した。
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