バケモノの子:動員212万人、興収27億円突破 細田監督「幸運な作品」

劇場版アニメ「バケモノの子」の舞台あいさつに登場した(左から)細田守監督、宮崎あおいさん、染谷将太さん
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劇場版アニメ「バケモノの子」の舞台あいさつに登場した(左から)細田守監督、宮崎あおいさん、染谷将太さん

 劇場版アニメ「おおかみこどもの雨と雪」(2012年公開)などで知られる細田守監督の3年ぶりの新作「バケモノの子」が、公開日の11日から28日までの18日間で約212万人を動員したことが分かった。興行収入は27億円を突破した。29日、TOHOシネマズ 渋谷(東京都渋谷区)で同作の舞台あいさつが行われ、細田監督は「この作品は恵まれている。スタッフやキャストにも恵まれているし、お客さんに支えられて、幸運な作品」と喜びを語った。

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 「バケモノの子」は、「サマーウォーズ」などで知られる細田監督の最新作で、人間界とバケモノ界が存在する世界を舞台に、孤独な少年とバケモノの交流を描いている。バケモノ界の渋天街(じゅうてんがい)で一、二を争う強さを誇るバケモノ・熊徹(くまてつ)の声を役所広司さん、熊徹の弟子になる人間の九太(きゅうた)の少年期を宮崎あおいさん、青年期を染谷将太さんが担当するほか、大泉洋さん、リリー・フランキーさん、津川雅彦さんらも声優を務めている。

 舞台あいさつには、宮崎さんや染谷さんも登壇。ヒットを記念して、サプライズでバケモノのチコや「祝210万人」という文字がデコレーションされたケーキが登壇者にプレゼントされた。

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