宮崎あおい:アニメ製作現場にびっくり 「細かくて素晴らしかった」

劇場版アニメ「バケモノの子」の舞台あいさつに登場した宮崎あおいさん
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劇場版アニメ「バケモノの子」の舞台あいさつに登場した宮崎あおいさん

 女優の宮崎あおいさんが29日、TOHOシネマズ 渋谷(東京都渋谷区)で劇場版アニメ「バケモノの子」(細田守監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに登場した。同作で人間の九太(きゅうた)の少年期の声優を務めた宮崎さんは、アニメを製作した「スタジオ地図」を訪れたといい「アニメがどうやって作られているか知らなかった。(作業が)細かくて素晴らしかった」と驚いた様子で語った。

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 舞台あいさつには、九太の青年期の声優を務める染谷将太さんや細田監督も登壇。細田監督は、宮崎さんの演技について「あおいさんの第一声を聞いて、九太だ!という気持ちになって感動した」と絶賛していた。

 「バケモノの子」は、「サマーウォーズ」などで知られる細田監督の最新作で、人間界とバケモノ界が存在する世界を舞台に、孤独な少年とバケモノの交流を描いている。バケモノ界の渋天街(じゅうてんがい)で一、二を争う強さを誇るバケモノ・熊徹(くまてつ)の声を役所広司さんが担当しているほか、リリー・フランキーさん、津川雅彦さんらも声優を務めている。

 アニメは11日の公開から28日までの18日間で約212万人を動員するなどヒットしており、舞台あいさつでは、サプライズでバケモノのチコや「祝210万人」という文字がデコレーションされたケーキが登壇者にプレゼントされた。

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