喉の治療のため歌手活動を一時休止していた歌手のMay’nさんが26日、日本武道館(東京都千代田区)で復帰後初ライブ「POWERS OF VOICE」を行った。不調を感じさせることなく、安定した歌唱力でアンコールを含めた全23曲を披露。May’nさんが「大好きなライブただいまー!みなさん本当にご心配をおかけしました」とあいさつすると、客席から「部長(May’nさんの愛称)おかえりー!」と復帰を待望していたファンのコールが響いた。
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May’nさんは2008年に放送されたアニメ「マクロスF」のヒロイン、シェリル・ノームの歌パートを担当してブレーク。今年デビュー10周年を迎え、ブレークのきっかけとなった楽曲を提供した菅野よう子さんに「出会いにあふれた10年でしたが、菅野よう子さんとの出会いはキーでした。自分にはできないと思うさまざまなジャンルの楽曲に出会わせてくれました」と感謝。菅野さんが制作した楽曲「ダイヤモンド クレバス」「射手座午後九時 Don’t be late」のほか、最新曲の「ヤマイダレdarlin’」なども披露した。
また、現在から2005年へさかのぼる軌跡の映像を流した後、改名前の中林芽依時代の曲「CRAZY CRAZY CRAZY」など3曲を約8年ぶりに歌唱。過去を振り返りながら「この曲を歌ったことで、10年続けてこれたなと改めて思いました。19、20歳のときはつっぱって過去を振り返らなかったけど、25歳になった今は過去の自分に優しくなったよ!」と話していた。