藤林温子アナ:リケジョのMBS新人が人気情報番組で初レギュラー 異色の養鶏場めぐり 

MBSの情報番組「ちちんぷいぷい」の新コーナーで初レギュラー出演する藤林温子アナウンサー
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MBSの情報番組「ちちんぷいぷい」の新コーナーで初レギュラー出演する藤林温子アナウンサー

 毎日放送(MBS)の新人、藤林温子アナウンサーが、10月5日から関西の人気情報番組「ちちんぷいぷい」(毎週月~金曜午後1時55分)の新コーナーで初レギュラー出演することが決まった。新コーナーは、法政大理工学部機械工学科卒で特技が溶接という“リケジョ”の藤林アナが、大好きな卵をテーマにした「連続たまご紀行」で、全国の養鶏場を巡るという異色の企画。藤林アナは「アナウンサーの卵から、この企画を通してしっかりと成長し、立派なアナウンサーになれるように頑張ります」と意気込んでいる。

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 「ちちんぷいぷい」は1999年にスタートし、10月に16年目を迎える長寿番組で、同局のラジオで看板パーソナリティーだった角淳一アナが初代MCを務め、独特のゆったりとした語り口で、情報を詰め込まずに一つ一つの情報を丁寧に説明しながら進行するスタイルで午後のお茶の間から絶大な支持を獲得。2011年に角アナが卒業し、現在は元関西テレビの“ヤマヒロ”ことフリーアナウンサーの山本浩之さん(月~木曜担当、金曜は同局の河田直也アナ)らをMCに据え、関西のお昼の顔として変わらぬ人気を得ている。

 同番組では、局アナの個性や趣味を生かしたコーナーが多いのが特徴で、西靖アナが本紹介のコーナー「THE本屋さん」(現在は終了)を担当。現在は昭和歌謡曲好きで、各地にある「歌碑」に関心の深い福島暢啓アナが全国の歌碑を巡る「歌碑ものがたり」(毎週金曜)を担当している。10月の番組リニューアルで、藤林アナの「連続たまご紀行」(毎週月曜)がスタートする。

 藤林アナは、法政大理工学部機械工学科で医療工学などを研究し、特技はつなぎを着こなして溶接できることという理科系女子、いわゆる「リケジョ」で、大の卵好きという。そこで、全国各地の養鶏場を巡り、現地で出会った人々に、その土地の風土からどのようにおいしい卵が産まれるのかを取材するコーナーに抜てきされた。

 藤林アナは「初めてのコーナーが私の大好きな卵についてだなんて、本当に幸せです。正直不安なことばかりで、この企画が終わるころに卵が嫌いにならないか心配もあるのですが……。等身大の藤林温子で感じたもの、見たものを伝えられたらいいなと思います」と初レギュラーへの抱負を語った。

 「ちちんぷいぷい」は毎週月~金曜午後1時55分~5時50分に放送(北海道のHBCでは午後3時40分まで放送)。

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