テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市此花区)のクリスマスイベント「ユニバーサル・ワンダー・クリスマス」が開幕前日の12日に報道陣に公開され、今年、一新されたイルミネーションショー「天使のくれた奇跡3~The Voice of an Angel~」が披露された。光り輝く天使たちが空に舞い上がり、いくつもの光が空中を舞い飛ぶ演出で、高さ約36メートルの「世界一の光のツリー」が点灯すると、天使の羽が飛び散るパイロ(演出用花火)が上がり、会場は大歓声に包まれた。
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「天使のくれた奇跡」は、08~10年に上演され、ゲスト満足度96%(10年、USJ調べ)を記録。09年に世界90カ国以上のアミューズメント施設が参加する業界団体「IAAPA」の「Big E Awards(ビッグ・イー・アワード)」で「総合プロダクション(予算200万ドル以上)」部門最優秀賞を獲得している。その続編「天使のくれた奇跡2~The Song of an Angel~」は昨年の冬まで上演され、大好評で幕を下ろした。
今回一新された「3」は、大規模なプロジェクトマッピングと花火を使用するもので、英国少年合唱団「LIBERA(リベラ)」と作曲家の村松崇継さんがタッグを組んだオリジナル楽曲「Angel」がショーの中で披露される。ショーのクライマックスには、ギネス世界記録の37万4280球の電飾が輝く「世界一の光のツリー」が点灯する。1日1回(21日~12月29日の土日祝は2回、12月19~29日は平日含む連日2回)上演で、時間は約20分間。
クリスマスイベント「ユニバーサル・ワンダー・クリスマス」は13日から16年1月6日まで開催される。