お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんが25日、「第44回ベストドレッサー賞」を受賞し、東京都内で行われた授賞式に出席。今年、初の長編小説「火花」で芥川賞を受賞した又吉さんは、いまだ街で出会う人に「おめでとうございます」と祝福されるといい「芥川賞は結構、長持ちする」と話し、笑いを誘った。
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また又吉さんは小説のタイトル「火花」が、今年流行した言葉を決める「2015 ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされていることについて「取らないでしょう」と素っ気ない返事。一方、次回作に話が及ぶと「いま準備しているところ。来年中には形にしたい。またみんなから『面白い』って言ってもらえるようにしたい」と語ってみせた。
「ベストドレッサー賞」は、ファッションセンスがあり、ユニークで個性的、ライフスタイルにおしゃれ感の漂う人物に贈られる日本メンズファッション協会により設立された賞で、今年で44回目。又吉さんは学術・文化部門で選ばれたほか、俳優の松坂桃李さんと女優の吉田羊さんが芸能部門、NHK連続テレビ小説「マッサン」でヒロインを演じた米女優シャーロット・ケイト・フォックスさんがインターナショナル部門、北海道・夕張市の鈴木直道市長が政治部門、HISグループの澤田秀雄代表が経済部門で受賞した。