歌舞伎俳優の片岡愛之助さんと女優の藤原紀香さんが31日、東京都内のホテルで、2人そろって結婚発表会見を行った。会見のおもな一問一答は以下の通り。(敬称略)
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――挙式・披露宴の予定は?
愛之助:私の仕事のスケジュールもありますので、歌舞伎役者は月末しか空いていませんので、どこかの月末にはなると思います。できれば今年中にはやりたいなと思っています(笑い)
――プロポーズの言葉は? どこで、どういうタイミングだったか。
愛之助:やはり、その質問が来てしまいましたか。実は、よくよく考えたらプロポーズしたのかな。なんだか、それこそ僕は結婚したいなと思ってから、結婚できたら、しようかっていう話にいつの間にかなっていたので、正式にはプロポーズ僕の方からはまだしていない。おかしな話なんですけど、新婚旅行に行ったときにでも、ロマンチックな感じでしてみたいと思います。
紀香:実は正直、いつかなとか、いつかなと思っている間に時が進んでいたので、昨日の夜かなとか考えていたんですが(笑い)。やっぱりなかったので。初めて新婚旅行のときにと聞いて、あ、そうなんやって、今、分かりました。
愛之助:僕はサプライズが好きなので、サプライズしようかなと思ってたらどんどん時が経った。特別な時に残しておきたいので、いろいろと考えてサプライズ(でプロポーズ)をしようかなと思っています。
――梨園に嫁ぐ、自分の中で決めたことは?
紀香:本当にこの世界に嫁ぎながら仕事を続けるというのは、生半可なことではないと思っています。いろんな歌舞伎の諸先輩の方々や奥様たちにお話をうかがったりしていまして、できるだけ楽しんで前向きにやっていけるようにと思っています。今後の私のスタンスとしては、仕事は続けますけれど、私の最大優先順位は彼の健康面のサポート、そして歌舞伎界の仕事のサポートなので、私の藤原紀香としての芸能活動は、その生活の中での許される範囲。本当に一番大事なのは夫の仕事なので、一生懸命頑張って、たくさんの諸先輩方からお話をうかがいながら学んでいって、感謝の気持ちを今以上に持ってやっていけたら。そうすることが、人として、妻として、女優として成長していくことなんじゃないかと思っていますので、努力します。
――2人が交際を始めてから、愛之助さんが痩せたり、私服がかっこよくなった。それは紀香効果ですか?
愛之助:そんなにださかったですか(笑い)。確かに食事面はほとんど外食ばかりで、彼女が作ってくれるようになり、非常に美容と健康を勉強なさっている方ですから、食事を作ってくれて体のバランスをよくしてくれて、一時期は11キロぐらいやせまして、やせすぎて心配の声も上がりました。そういうサポートをしてくれるので、結婚というのはこういうことなのかと思ったりもしました。
僕は彼女の一番のファンなので、今年の7月、8月にも「南太平洋」のミュージカルの主演をやるので、僕もそれを見にいきたいです。仕事をすぐ辞めてしまうと僕も困りますので、いい仕事をえらびながら、歌舞伎界のことも学んでもらい、お客さまのこともサポートしていただきと、いろいろやってほしいなとは思っています。