TBS:アジア初の客席が回転する劇場「StageAround」 東京・豊洲に17年春オープン

「360°シアターStageAround TOKYO」の客席全体イメージCG
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「360°シアターStageAround TOKYO」の客席全体イメージCG

 TBSは27日、東京・豊洲に巨大な円形の客席が回転し、周囲360度のステージを楽しめる劇場「360°シアターStageAround TOKYO」を2017年春にオープンさせることを発表した。同日、東京・赤坂の同局で行われた社長定例会見で明らかにした。同形態の劇場(StageAround劇場)はオランダ・アムステルダムに続き世界で2番目、アジアでは初めてといい、武田信二社長は「全社的プロジェクトで、今年度中にはオープンさせたい」と力を込めた。

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 「360°シアターStageAround TOKYO」は、巨大な円形の客席が回転し、周囲360度のステージで舞台と映像、音楽、照明を画期的な方法で融合させた日本初の“没入型”エンターテインメント施設になるという。敷地面積は1万平方メートル、建物面積5700平方メートル、収容人数は1300人となる。

 武田社長は、総事業費は100億円前後であることや、他社3社との共同出資であることを明かした上で、「TBSの出資は55%、60億円くらいで、これは失敗はできない」とコメント。また「2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、東京という街の再設計の一助になればと思っている」と話した。建設・運営はTBSが行うという。

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