真田丸:視聴率好調の理由は“真田愛”

NHK大河ドラマ「真田丸」特別展の開会式前に取材に応じた藤本隆宏さん
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NHK大河ドラマ「真田丸」特別展の開会式前に取材に応じた藤本隆宏さん

 俳優の藤本隆宏さんが28日、出演している俳優の堺雅人さん主演NHK大河ドラマ「真田丸」と連動した特別展の開会式が、江戸東京博物館(東京都墨田区)で行われ出席。開会式の前に行われた会見で、「真田丸」の視聴率の好調の理由を聞かれた藤本さんは「スタッフ、キャストともに“真田”を愛しているのが大きい」と分析した。

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 さらに藤本さんは「いろいろなドラマの現場を経験していますが、ここまでチームワークがよい現場は経験したことがないという思いと、ストーリーも面白くて話題の多さもあると思います」といい、「撮影はつらくて苦しいときもあるけれど、現場は怒鳴り声などが出ることもなく、温かい雰囲気の中で撮影をしています」と笑顔で話した。
 
 また主演の堺さんの魅力については「堺さんの芝居のうまさに引き込まれている方もいると思います。でもまだ物足りなさを感じている人もいると思う」といい「現在、30話あたりを撮影しているのですが、信繁が男らしく成長していく姿を、堺さんはこういうふうに演じるんだと思わされた。ぜひ、堺さん演じる信繁の姿を今後も見てほしい」と目を輝かせた。

 「真田丸」は、堺さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・真田信繁を演じ、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿が描かれている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけ、長澤まさみさんや大泉洋さん、草刈正雄さんらが出演している。ドラマ初回は19.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ・以下同)で、第2回が20.1%(同)を記録。その後も好調をキープしている。

 特別展は、ドラマ「真田丸」と連動し、真田信繁ゆかりの品や史料などを展示し、信繁の人間像と時代を浮き彫りにする。期間は29日~6月19日。開館時間は午前9時半~午後5時半、土曜日は午後7時半まで。毎週月曜休館。ただし、5月2日と同16日は開館する。料金は、一般が1350円、大学生と専門学校生が1080円、高校生と65歳以上が680円。なお、会期中に展示品の入れ替えも行う予定。開会式前の会見には、ドラマをPRする「オフィシャル応援勇士」で、歴史好きのアイドル「歴ドル」の小日向えりさんも出席した。

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