人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の劇場版アニメ第13作「ONE PIECE FILM GOLD」(7月23日公開)で、お笑いコンビ「コロコロチキチキペッパーズ」のナダルさんがアニメ声優に初挑戦することが10日、明らかになった。ナダルさんが演じるのは主人公・ルフィら麦わらの一味を襲うロングロング海賊団のひとりのモーキン役。美声で知られるナダルさんは「まさか自分が日本を代表するマンガ、『ONE PIECE』の映画に声優として出していただけるなんて、やっべぇぞ!!って思いました! 声は自分の武器だと思ってますので、この声で『ONE PIECE』の世界で大暴れしたいと思います!」と意気込みを語っている。
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同作は2012年12月公開の第12作「ONE PIECE FILM Z」以来、約4年ぶりの劇場版アニメで、原作者の尾田栄一郎さんが総合プロデューサーとして参加。海賊、海兵、大富豪たちが集う政府公認の独立国家グラン・テゾーロを舞台に、支配者である黄金帝ギルド・テゾーロの野望が動き出す……というストーリーとなっており、お笑い芸人のケンドーコバヤシさんやコロッケさん、俳優の古田新太さんらもゲスト声優として出演する。
ケンドーコバヤシさんは“ドMな巨漢ディーラー”のダイス役、古田さんはカジノのアトラクション「カメ車レース」でルフィたちとデッドヒートを繰り広げるレーサーのケント・ビーフJr役とその相棒のポーク役、コロッケさんは同じくカメ車レーサーのジミーマイヤーズ役と、舞台となるグラン・テゾーロ内を見張る赤目フクロウ役を演じる。
ケンドーコバヤシさんは、役について「怪力でマゾというキャラらしく、『ピッタリだね』と知り合いたちに言われるんですが、怪力はともかく、マゾというのはなぜ皆にピッタリと言われるのか、もしかしていろいろバレているのか?と不安な日々を過ごしております。レコーディング当日まで、怪力とマゾに磨きをかけて臨みます!!」と意気込みをコメント。古田さんは「出番的にはそんなに多くはないですが、(ルフィ役の)田中真弓さんたちと『ウォー!ウォー!』言えるのは楽しかったですね」と感想を語り、コロッケさんは「『ONE PIECE』という子供から大人まで楽しめる日本を代表するエンターテインメントに参加できて、しかも私と尾田先生は同じ熊本出身ということで、ほんなこつうれしかです」とコメントを寄せている。
「ワンピース」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子の青年ルフィが、海賊王を目指して仲間とともに大海原を冒険する姿を描いたマンガ。1997年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、99年からテレビアニメが放送されており、コミックスの累計発行部数は3億2000万部以上を誇っている。今劇場版では、テレビアニメシリーズの3代目シリーズディレクターの宮元宏彰さんが監督、「謎解きはディナーのあとで」「LIAR GAME」シリーズなどの黒岩勉さんが脚本を担当している。
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