「機動警察パトレイバー」などで知られる押井守監督の最新作「ガルム・ウォーズ」の初日舞台あいさつが20日、東京都内で行われ、押井監督、声優の朴ロ美さんらが登場。朴さんが本作の日本語版プロデューサーを務めたスタジオジブリの鈴木敏夫さんとアフレコ現場で会った時の話を始めると、押井監督はすかさず「鈴木敏夫はちゃんと服を着てました? アフレコ現場でパンツ一丁になるのは有名な話なんで」と問いかけ、「熱がりなんで、すぐに裸になる。チンパンジーと一緒」と毒舌トークで、会場を盛り上げた。
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朴さんが、鈴木さんが作務衣(さむえ)姿だったことを明かすと、押井監督は「(朴さんの前だから)鈴木敏夫は遠慮をしていたんだと思う。オヤジだから女優に弱い。好かれようとよこしまなことを考える」とニヤリ。一方で、鈴木さんが手掛けた映画の日本語版については「意外といい」と素直に認め「鈴木敏夫のことを認めるのはしゃくだけど、情緒が出ていて、優しく柔らかくなっていた」と評価をしていた。
また、ヒロイン・カラを演じたカナダ出身の新人女優メラニー・サンピエールさんから押井監督に感謝の言葉がつづられた手紙も読み上げられらた。朴さんから「目が潤んでません?」と指摘された押井監督だったが「ライトがまぶしいだけ」と照れ笑いを浮かべ、煙に巻いていた。
この日は宣伝コピーを担当した虚淵玄(うろぶち・げん)さんも登場。虚淵さんは「映画に関わったわけでもなく、コピーを書いただけでこんなに構ってもらえるなんて申し訳ない気持ちでいっぱいになる」と恐縮しつつ、日本語版については「英語版を気に入っていたので、不安もあったが、印象は違いつつもこれはこれでいい解釈。ちゃんと作品を分かった上でやってくれて、素晴らしいと思った」と感想を語っていた。
「ガルム・ウォーズ」は、戦いの星「アンヌン」を舞台に、空の部族「コルンバ」の女性飛行士・カラ、陸の部族「ブリガ」の兵士・スケリグ、情報操作にたけた部族「クムタク」の老人・ウィドが、クローン戦士「ガルム」の真実を探る旅に出る姿を描く。構想約15年という大スケールの作品で、アニメと実写を融合した幻想的で美しいビジュアル、外国人俳優を起用したオール北米ロケなども話題を集めている。
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