林遣都さんが22日、東京都内で行われた動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」の連続ドラマ「火花」(廣木隆一総監督)の試写イベントの舞台あいさつに共演の波岡一喜さんと登場。デビュー当時から林さんのファンだという女性が「林さんがずっと好きで……生で見られてうれしくて」と涙ながらに告白すると、林さんは客席に降りて握手、ついでに波岡さんも握手して肩を抱くファンサービスを行って、会場を盛り上げた。
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「火花」は、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんの芥川賞受賞作を初映像化した作品。試写イベントは、ドラマ全10話を、午前10時から午後8時15分までの10時間15分間、休憩を挟みつつ見続けるというハードなスケジュールにもかかわらず、約130人の観客が集まり、主演の林さんは「朝から最後まで見ていただいてありがとうございました」と感謝。先輩芸人の神谷を演じた波岡さんは「波岡からではなく、神谷からお礼を言いたい」とあいさつし、「地獄!地獄!地獄!」と客席を指さして叫び続ける第1話の名シーンを再現して、観客を喜ばせた。
「火花」は、売れない芸人の徳永が天才肌の先輩芸人・神谷と電撃的に出会い、弟子入りを申し込み、やがて頻繁に会うようになるが……という物語で、ネットフリックスで6月3日から配信される。各話40~50分で全10話。イベントには林さんと波岡さんのほか、林さんとコンビを組んだお笑いコンビ「井下好井」の好井まさおさん、波岡さんとコンビを組んだ「とろサーモン」の村田秀亮さん、廣木総監督も登場した。
舞台あいさつでは、出演者の撮影裏話のほか、観客のフォトセッションの参加、観客からの質疑応答も受け付けた。林さんは「まずは日本のこの漫才、お笑いを、日本の人たちに見ていただいて、又吉さんが去年日本中に届けた感動を、同じものを、僕たちからも届けたい」と熱い思いを語り、会場を沸かせた。